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ご近所で偶然の出会い

今の家に引っ越しをしてから早いもので
4ヶ月が経った。

近所のお店や、時々すれ違う住民の方々のお顔も少しずつ分かってきた。

つい先週のこと、
家から歩いて5分ほどのスーパーで
買い物をした帰り道。

前から自転車で走ってくる方がいた。

ふっと顔を見たら

前の職場の先輩だった。

お子さんを2人自転車に乗せて、
帰宅途中だったのだろう。

とても急いで走って行かれたので、
私には全く気がついていない様子。

前といっても、正確に言えば、
前々の職場の先輩。
10年ほど前に一緒に働いていた方。

前々の職場は、ここから電車で
1時間は掛かる距離なので、遠いはず。

確か先輩もその近くのご実家に
住まれていたはず、、、。

結婚した話は聞いたけど、その職場を
辞めたという話は聞いていなかったけれど、
見かけたということは、
多分退職されたのだろう。

自転車で、走り抜けて行ったから、
たまたまこの道を通っているだけで、
ここからは遠い所に住んでいるのかな。

と思っていたところ、

今日、その近所のスーパーに先輩がいた!

まさか!

ここのスーパーを利用するということは
スーパー(超)ご近所ということではないか!

今回も、私が先に気がついたので、
声を掛けるか、どうするか、迷ったけれど、
先輩は、お子さんとお買い物をして
いたのと、私が、すっぴんで髪も
ボサボサだったので、
話かけずにスルーしてしまった。

そして、挙げ句の果てに
先輩を見かけたことで、動揺しすぎて
何を買いに来たのか忘れるという。

慌てて、買い物カゴに入れていたものだけ
購入して帰宅。


何をそんなに動揺する必要が
あったのだろう 笑

一緒に働いていた時は、仕事上の必要な
話をしたり、プライベートの話は
聞かれたら話す程度の関係。

もう10年前のことで、もしかしたら、
私のことを覚えていないかもしれない。

それ位の関係性。

ただ、近所に住んでいて、見かけたのに、
声を掛けずに、無視し続けることは
精神上良くない気がした。

けれど、会ったら、

今、どこに住んでいるか、
(近所だからこそよく分かってしまう)
何の仕事をしているか、
家族はいるか、

など、聞かれるかもしれないし、
聞かれないかもしれない。

聞かれないなら気にしなくてもいいけれど、
聞かれた時に、色々話すことが面倒だなと思ってしまった。

先輩は、根掘り葉掘り聞くタイプの方
だったから、
聞かれることは免れないような気がする。

と勝手に思い込む。

まぁ、ここでいくら考えても仕方のないこと。

たまたま今日のタイミングで会っただけで
もう会うことはないかもしれない。



昔の知り合いが近所に住んでいるということは、私にとっては、あまり嬉しくない出来事なのだなぁと思った。


それは、前々の職場で良い思い出が
ないからかもしれない。

私が辞めた後も、先輩は働かれていたから、
私に対して良い印象は持っていないと思うし、
そういう後ろめたさや、
過去の悪い記憶が思い起こされて
しまうからかもしれない。

そして、会って話した時に、
前々の職場の方々の話を聞かされることに
なるかもしれない。
とまたまた、ネガティブに考えてしまう。

過去は過去

今は、
楽しく充実した日々を過ごしています!

と、胸を張って言ったらいいのかな。


あとは、
あの頃が懐かしいですね
なんて、話をしてみればいいのかな。


色々書いてみて思うけれど、
本当に、考えすぎだな 笑
何をそんなに考える必要があるだろうか。


前々の仲が良かった同僚に、
「〇〇先輩、ご近所で見かけたよ!!」って
話すように、
この出会いを軽い感じで捉えれば良いのだ。


先輩もあの頃から長い時間が経って、
色々なことが変わっている。

私も色々と変わっている。

偶然でも出会えたことに意味があるはず。
出会いをネガティブに捉えず、
ポジティブに捉えよう。

これも人生に必要な、
自分を成長させてくれる
出来事だと思って、
抗うことはせずに、受け入れていこう。


そして、もし次に会うことがあったなら
勇気を出して

「お久しぶりです。」

って、笑顔で話しかけてみようと思う。




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