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まのいいりょうしのアウトプット集

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「自然から糧を得ながら、まのいい暮らしを目指します」。チームまのいいりょうしの共同運営マガジンでは、メンバーが月一くらいのペースで、なにかしらのアウトプットをしていきたいマガジン…
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#土中環境

庭のワークショップ

 “まのいいりょうし”を屋号に掲げる私たちは 常々”まのいい暮らし”について考えている。  私はこのところ 土 に夢中である。  きっかけは「土中環境」の著者 高田宏臣さんである。  土の中にも事情がある。  当然の事なのだが、土の上しか見ていなかった自分を認識でき、人生が変わった。  ドキュメンタリー映画「杜人」の 矢野智徳さんも同じく、このお二方を勝手に仰ぎ、一方的に先生と呼び 遠隔師事 させていただいている。  勉強は、本、インターネット、実践。先生方の講座にはお恥ずか

ここ数年で最大の気づきのこと

健全な土の中では空気と水がゆっくりと、流れている。 単純な事実ほど気が付きにくいが、いったん気がつくと、とことん腑におちる。真理とはそういったものだろうと思う。 造園家であり環境再生医である矢野智徳さんのいう「大地の呼吸」や、造園家・高田宏臣さんの提唱する「土中環境」が教えてくれたこの事実は、まさにそういう類の真理だ。 直接的に、僕にその真理を気がつかせてくれたのは妻のりょうこさんであった。りょうこさんは、いわゆる普通の造園業に携わっていたことがあって、ある日、仕事でず

まのいい暮らしを学ぶ会〜つち編〜 @A lotさん(岩美町白地)前のお庭。

はじめまして。 まのいいりょうしのメンバーさおりです。 今回、まのいいりょうし涼子さん指導のもと、a lotさん前のお庭の土中環境を手助けするワークショップに参加しました。 〜目的〜  基本的にお庭は周りをぐるりとコンクリートに囲まれています。今、大抵のお家の近くにはアスファルトを敷かれた道路があり、敷地にコンクリートを敷かれているところを多く見かけます。私も、映画「杜人」で知ったことですが、コンクリートの下だったり囲われている土地は、空気と水が滞り、いわば植物の根が“呼