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【ウズベキスタンDAY3.4】歴史の街ブハラ

旅を愛する皆さんこんにちは!よろまるだ。

本記事は前回からの続きになっている。
ご覧になっていない方はこちらからどうぞ!


前日のサマルカンドから新幹線でブハラに移動。
ブハラ駅からは20分ほどタクシーに揺られ(Yandexで呼んだ)中心街へ。一泊二日でブハラを回る。

ブハラ到着

ナディルディヴァンベギ・メドレセ

中の広場の様子

到着後一番最初に訪れたのはナディルディヴァンベギ・メドレセ。街の中心に位置しておりアクセスは非常に容易。

中は土産物屋となっており、布製品、金属のハンドメイド、バングルなどを購入することができる。

私はバングルを15000somほどで交渉の上、購入した(これもぼったくられている気がするので交渉次第でもっと下がりそう)お土産を購入するならば、ここかタキ・ザルガロン(バザール)が良いだろう。ただしコウノトリのハサミは交渉してみた感じ、バザールの方が安そうなのでバザールでの購入をお勧めする。

ランチ:Old Bukhara


ランチはブハラの中心部から一本抜けたところにある
「Old Bukhara」
この店にいる客は、外国人に人気で5割ロシア人、2欧米系、2割インド人、その他1割という印象。日本人はもちろん0

予約で一杯だという旨の話で適当にあしらわれたが、無視して気合いでお願いしていたところ席につけた(迷惑)席について見ると英語のメニューがあったので、ウズベキスタン名物のサムサ、プロフをオーダー。

プロフの味は濃いめでパラパラ、他の地方よりも味が濃い印象。サムサはパイのような生地間、サクサクふわふわで中にはお肉がゴロゴロ入っていた。


ウズベキスタンの料理は量が多いので、一人で行く場合は料理は一皿でいいかも。料理は全体的に美味しい。

ブハラのプロフ

ただ価格が高めで、(他にも数品とお酒を頼んだ)トータル日本円で4-5000円したので、他に低価格で美味しいお店はあるかもしれない。衛生的には全く問題がなかったので、きれいな場所でご飯を食べたいなら良いが、美味しくて安いものを食べたいならば向かないかも。私たちはゴリ押ししたが、基本予約は必須。英語もあまり通じない。再訪はなし。

タキ・ザルガロン(バザール)

バザールでは、有名なブハラのコウノトリのハサミを購入

ハサミはブハラのどこでも売っているけれど、相場は20ドル(2500円)程度。高ければ交渉して購入しよう。私は3本購入したのでディスカウントしてもらった。帰って使ってみると、よく切れる。ハサミの品質に間違いはないようだ。

ミル・アラブ・メドレセ/カラーン・ミナレット.カラーンモスク

ブハラ一番の見どころ。三つの施設が隣り合う広場に訪問。
ミナレットは写真で見る数倍大きく圧倒される。

軍事的な目的でも利用されていたようで、敵を発見する見張り台として使われていたそうだ。またミナレットから人を落とすことで罪人の処刑も行われていたようで死の塔とも呼ぶ。

昼間は観光客で混雑しており、写真には人が写り込んでしまう。
ここにはぜひ早朝と夜の2回来てほしい。
夜はライトアップが行われ、また違った顔をみることができる。

翌日朝、澄んだ空気の中で散歩のついでに立ち寄ったところ
とても気持ちがよかった。広場に居たのは地元のおじいちゃんだけ
この広場を独り占めできるのは贅沢な経験だった。

城塞アルク城

城壁が高い

ブハラのシンボルとも言えるアルク城
内部には牢獄、拷問所、家畜小屋、王座の間、モスクなどがあり、城としての様々な顔をみることができる。

特に入口入ってすぐ、左右にある牢獄は印象的で、訪問者の見せしめのために牢獄を使っていたと推測する。また家畜を収容して置くスペースの下にも牢獄があり、家畜の糞尿が囚人のところに垂れていく仕組みになっていたようだ。確かにここまでされたら悪事を働こうとは思わないかも….

内部を進んでいった先の王座の間では王の洋服を着て記念撮影ができる。(有料、日本円で300-800円ほどだった気がする)これも遅いと混雑するので、朝早くから行くとゆっくりと撮影できるだろう。

実際に上から見た景色は壮観で、王が見ていた景色を体感することができる。これはぜひ現地で見てほしい。

観光客がブハラの中でもかなり多く(道が狭いのでそう感じる)ゆっくりと観光したいのであれば、営業開始時間ぴったりに入場することをお勧めする。

イスマーイール・サーマーニー廟

中央アジアに現存する最古のイスラム建築
内部はかなりきれいだが、狭い20畳くらいの広さか

9世紀末に中央アジアに成立したサーマーン朝の王族が眠っている

おまけ

途中の小さな遊園地
これは大丈夫なやつ…?

振り返って

ブハラはウズベキスタンで最も訪れてよかった場所だった。街はコンパクトで歩いて回れる上、お土産の種類も豊富で、価格もサマルカンドやタシュケントよりも安い。何より静かな街の雰囲気が気に入った。

キラキラしているサマルカンドとは対極で、静かで落ち着きがあり建造物も色味が少ない印象だった。しかしそこには深みがあり、歴史があった。

確かに観光客は多いが、サマルカンドに比べるとそれほどでもなく、比較的落ち着いて観光できたと言える。また施設の入場料等も外から見るだけならば特にかからないので、早朝などに歩いて回ってみるのをお勧めする。

ウズベキスタンにもう一度訪れるならば必ず再訪する場所であり、ウズベキスタン旅行者には強烈にお勧めしたい場所の一つであることはここで明言しておく。ただし街自体がコンパクトなので短くて1日、長くて二泊三日で大抵の観光施設は回れてしまうため、長期滞在には向かないかもしれない。

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ウズベキスタンについてもっと詳しい情報を知りたい場合は、地球の歩き方の購入も検討するといいでしょう。結構重宝しました。


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