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ゴルフ場からSOS!ゴルフでぎっくり腰

幸手市にある「風ある林整骨院」です。これまで実際にあった症例と、施術/施術後の様子などを書いています。

今回は、60代後半の米農家(男性)の “ ゴルフでぎっくり腰 ” の症例です。

・来院時の状況:ゴルフプレー中、4ホール目で右背中に痛みが走り、動くことができなくなった
プレーを中止し、一緒にプレーしていた仲間が終わるまでゴルフ場で安静にして待機。
少し動けるようになったので、帰宅後に来院。
(プレーを中止した段階で、来院予約の電話を頂いてました)
背中の痛みによって身体がななめに曲がった状態での歩行
伸ばす、旋回の動作で痛みあり。
10日くらい前にゴルフ練習をした後、右背中が張る痛みがあったという。

・問診/検査時の初見と施術方針:右側の背中の起立筋の痛みを強く感じているようすだが、痛みの原因はぎっくり腰
起立筋を整えながら、ぎっくり腰の症状改善を目指す。


・本人の要望:翌週のゴルフには、幹事でもあるので参加したい。
(ゴルフ仲間にお休みしなさいと言われたが、何とか参加したい)


・施術(初回):右側の硬くギュッと縮まった起立筋を、ゆっくりやさしく丁寧に伸ばしていくように施術しゆるめる。
施術後、楽になったと歩いてみるものの、背中が伸びない状態。

・施術(2回目以降):多少改善が見られ、軽く歩くことはできる。
しかし、ひねる/伸ばす(背伸び)の動作で痛みがある様子。
前回同様に、右の起立筋を施術。その後、横向きに寝てもらい右背中の起立筋を押さえて右上肢を大きく旋回する運動療法を行う。
押さえる場所を変えながら、旋回を繰り返す。
すると、ひねる/伸ばす動きが改善。
次回は、ゴルフ後の来院を勧める。

その後、2回の施術を継続して調整、日常生活もゴルフも問題なくなり施術終了。


今回の症例のポイントは、” 予兆と早期の対処 ” です。

「ゴルフ練習時に右背中の張りと痛みがあった」というのは、身体から「疲れていますよ」「少し負担になっていますよ」というお知らせだったのだと思います。

ゴルフのプレー中に突如起きたぎっくり腰。
無理せずプレーを中断して安静にされたこと、その日のうちに施術に来られたことで更なる悪化を防ぎ、早い快復をされました。

また、「最初の施術の翌日、夜寝て起きてみると、パジャマや敷布、枕カバーを交換するほどたくさんの汗をかいていて、身体はスッキリ快適になっていた。次の施術後も、寝汗をかいて身体がスッキリし、身体が軽くなっていた」とのご報告をいただきました。

これは、起立筋を調整したことによる「好転反応」です。
施術後、身体がバランスを整えるまでに一時的な反応が起きます。起きる反応は個人差がありますが、汗が出たいうことは、発熱で新陳代謝があがり患部に滞っていた痛みの物質などが排出されたものと思われます。身体自身の持っている自然治癒力の表れです。

痛みの出ている患部の調整と同時に運動療法を適切に行うことで、身体自身が持ち合わせている自然の治癒力も早く引き出すことができます。

痛みや不調を感じた際には、その患部と患部をカバーする周辺組織にも負担になることがあります。
無理をせず、早めに適切な対処をすることで身体にかかる負担を減らし、自然治癒の効果で快復に向かうことができるのです。


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