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芸人が料理の大会に出場した日。〜前編〜

ご無沙汰しております、風の日太田です。

一昨日の夜はM-1グランプリの決勝でしたね。

日本中の芸人とお笑いファンが熱狂する裏側で僕は風邪を引いてしまいました。

毎年このくらいの時期に風邪の日になるのホントどうにかしたいです。

ですが病院で薬を貰った後、得意の暴飲暴食暴睡眠暴アイコスを繰り返した結果1日で完治しまして今に至ります。

皆様も寒いですので体調にはくれぐれもご注意下さい。



今日は6年前、僕が料理の大会に出場した時の事を書こうかなと思います。

是非ご覧あれ〜〜。







6年前、僕がまだ芸歴1年目のある日、居酒屋のキッチンでバイトをしていると店長が僕に言ってきた。




「料理の大会に出てみないか?」





僕は当時居酒屋チェーン店の"土間土間"でバイトをしていた。

詳しく聞くと、

"全国の土間土間で一番料理が上手い奴を決めようぜ"

って大会らしい。

まずは関東大会がありそこで上位2人に入ると大阪で行われる全国大会に出場できるとのこと。

「面白そう!!!出たい!!!」

と思ったのだが芸歴1年目の僕は尖り散らかしていた為、




「ライブのスケジュールが被らなかったら出れますけど。」





と答えた。





月にライブ2.3本しかないのに。



被る可能性激低なのに。



ていうかなんならもうスケジュール出てて空いてること確定してるのに。






そんな尖りを経て出場する事になりました。



関東大会当日。

色んな店舗の料理自慢が10人ほど集まりいざ決戦。

ルールとしては、土間土間にある食材を使用してオリジナルの料理を作りそれを審査員5人が味、見た目、原価率など色んな項目で審査し合計点数で競う形だ。

そして、僕がその時に作った料理が






アボカドのディップ〜ガーリックバケットを添えて〜







我ながらオシャレ過ぎる。

〇〇〜〇〇を添えて〜

の形はどんな料理でもオシャレに聞こえるのでオススメです。

さらに味もアボカドをペースト状にした時の青臭さを生クリームでまろやかにした後、隠し味にカレー粉を入れる事で一口食べたらどんどん食べたくなる様に仕上げました。

これを仕上げる為にお笑いの時間を削って何回も試作しましたし。



ただ流石料理自慢が集う大会。

周りの料理も相当レベルが高かった。

鶏肉のソテーに見たことない色のソースをかけてるのを見た時は度肝を抜かれた。

そして結果発表。

審査の結果、、、







2位で全国大会出場が決まりました!!!







普通に嬉しかったです。



審査員の批評、





「見た目オシャレだけど味は意外としっかりしてて男性にも女性にも人気が出そうだった。過去にこんなメニュー無かった??そう思わせる出来だった。全国大会でも戦えるメニューだと思います。」







お笑いでもこんなに褒められた事ねぇよ。






という事で後日、大阪までの往復の交通費とホテル代を全額支給してもらい全国大会に出るのだった。






そして、この時の僕はまだ全国大会で起こる悲劇を知る由も無かった。



〜後編へ続く〜





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