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解釈すること


私は楽観的ではない方だと思う。
自分に突然、降りかかってきた災難を喜ぶことはできないし、当然落ち込むこともある。
ただ、最近読んだ本に私は少しこれからの人生気持ちを楽にというか、生きやすくなったような感覚を覚えた。

それは"事実は一つ、解釈は無数"ということ。

もうひとつの本には"解釈力"にフォーカスした内容もあった。
今まで、大きな失敗をした時や人生の底かと思うぐらいに落ち込んだ際、ただ俯くしかなかった。
それはただ起きてしまった"事実"に対してしか意識を向けていなかったからなんだと思う。
そこには色んな原因があって運命が重なっている。
実際、失敗したおかげで好転したことは沢山あるし、嫌だなって思っていた時間も意味のあることが多かった。
勿論、何にも繋がらなかった経験だってあるのかもしれない。
ただ私はそんな時に事実に対してしか向き合えていないのは勿体ないと感じた。
これはどんな意味があって起こったのだろう、これからどういうことが起きていくのだろう。
むしろプラスに捉えて解釈していければ人生はかなり生きやすいものになっていくのではないんだろうか。
人の幸せは個人の感じ方、捉え方によるもの。
それもまた"解釈力"なのである。
私はもっともっと単純に生きていこうと思う。
そうやって開き直ってからが楽しい人生が始まる予感がするから。

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