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双極性障害と山と寺と

「大雄山(だいゆうざん)」という山がある。
位置的には小田原駅や箱根のあたりにある。
しかし、観光客の姿は全くなく、山だけどトレッキングする人の姿もない。
近くにある「大山(おおやま)」とは違い、あまり人が寄ってこないマイナーな山みたいだ。

そんな大雄山は、その名の通り大雄山駅が最寄り駅となる。
そこから、「大雄山最乗寺」というお寺までは、大体4~5㌔ほど。
歩くにはちょうどいい距離だと思う。

大雄山駅から山の方向に進むと、大きな川が流れていた李、雄大な山の景色を眺めたりと、とても気持ちが良い。
市街地を抜けて山の入り口にたどり着くと、大きな門が待ち構えている。
そこから先は、車道と歩道に分かれている。

歩道は、道が整備されているのでとても歩きやすい。
また、お寺まで一本道であること、坂もなだらかであることから、ランニングシューズやスニーカーでも大丈夫だ。


頭上には背の高い気が生い茂り、見渡せば幹の太い大木があちこちに立っている。
このロケーション…、最高だ!

歩いたり走ったりすること1時間くらい、最乗寺の入り口に到着。
バス停があるので、帰りに疲れたらバスに乗れるのが嬉しい。

さて、先ほどまでなかった水の音が聞こえてきます。
目の目は石の階段と、大きな門。
いかにも神聖な場所、という感じがして、気分が高揚していきます。

階段を登りきると、長い砂利道が続く。
そこを歩いていくと、右手側にまたまた駐車場が!
そして、そこの駐車場にはたくさんの車が止まっているではありませんか!
気付いたら、周りには子供を連れた家族だったり、夫婦の姿があります。
「マイナーな山」なんて言ってしまったが、人はちゃんと集まっていました。

お寺自体はすごく立派です。
庭も整備されていて、池には鯉と亀がのんびり過ごしています。

また、敷地が広いです。
小さな滝があったり、橋が架かっていたり、そして神奈川県で唯一の多宝塔があります。


奥まで進むと、2体の天狗が見つめる中、とても長い階段があります。
それを登りきると、奥の院にたどり着きます。

日常の世界から離れて、自然たっぷりなところに行くと気持ちいいですね!
とくに、自然のなかに突然現れるお寺って、なんかロマンチックで好きですね。

なんというか…、「死」を感じられるのが好きです(笑)

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