鯨木飾

臨床心理士と公認心理師の資格持ちのAI開発や小説執筆、統計解析をやっている雑多な者です…

鯨木飾

臨床心理士と公認心理師の資格持ちのAI開発や小説執筆、統計解析をやっている雑多な者です。 カウンセリングとかの話はフィクションも混ぜてます(プライバシーとかとかのため)

最近の記事

プログラミング未経験の臨床心理士がデータ分析を2年やってみた〜3言語の使用感の比較(Python, R, SAS)〜

使用率まず、使用率については昨年までと変わらず、下記のような内訳となっています。 ●仕事:SAS>R>Python ●私事:Python>R>SAS 仕事は領域の都合上SASを使うことが多い一方で、私事としてはアプリケーションを作っているのでPythonが多いです。 (最近はGodotも触っているんですが、脱線するので割愛) 3つの言語の使用感に関する比較データ分析や統計解析に関して、新人エンジニアが感じた長所短所を比較をしたいのですが、今回は前回よりもまとめるために表に

    • マナーの難しさ

      どこまでがマナー?マナーの範囲についてはすごく難しいんだけど、それ以上に他者にどれだけマナーを強制するかというのが難しい。 例えば、私はコンビニに行った時に、店内の状況次第でレジに並ぶのを遅らせたり、店員さんの状況とか性格傾向をアセスメントして声をかけるタイミングや声のトーンを変えたりもしています。場合によっては家庭環境や近日の出来事まで想像できることさえあって、具体的には”怒鳴られることが多かったために大きな声が苦手”という傾向が読み取れた場合には、声を小さくしたり大袈裟

      • メンタル不調を起こしやすい案件

        どんな案件が危険? ・短納期 ・炎上案件 ・追加要求が多い この記事では主にエンジニア案件を想定してますが、主に上記のようなものが受けたくない案件として挙げられているのをよく見かけます。 では、これらの案件がメンタル不調に陥りやすい案件かというと、半分合っていて半分違います。 どういうことかというと、上記の案件が今から挙げる特徴を持っている場合が多いので、半分半分というわけです。 では早速どのような案件が、メンタル不調のリスクが高いかというとこんな要素を含む案件です。

        • ChatGPTがカウンセリングに向かない理由

          「自分が心理士だからカウンセリングのAI化に反対している」というバイアスを生まないために、まず筆者の立場について述べておきます。 ・「臨床心理士」「公認心理師」「心理学検定特1級」に加え、心理関係の民間資格も複数持っている。 ・小学生の時から心理士を目指していたため心理士の仕事に強い思い入れがある。 ・研鑽を積まなくても心理士として仕事ができ、またそれがバレないような心理領域の仕組みに強い憤りがある。 ・全てのカウンセリングを代替できるとは思わないが、カウンセリングのAI化

        プログラミング未経験の臨床心理士がデータ分析を2年やってみた〜3言語の使用感の比較(Python, R, SAS)〜

          怒りやすい人の特徴と怒りのトリガー

          怒りやすい人の特徴と怒りのトリガーについて書いていきたいと思います。 まず怒りやすい人の特徴について、どんなことが挙げられると思いますか? いつもイライラしている、高圧的、言葉がきつい、せっかち、などなどのイメージでしょうか。 しかし、実はそれらは怒りやすい人の特徴ではなく、怒りの表現そのものであり、むしろ怒った結果と言えるような現象なのです。 では、怒りやすい人の特徴とは? それは怒りの原因に遡って考えることで掴みやすくなります。 どんな時に人は怒るでしょうか。いくつか

          怒りやすい人の特徴と怒りのトリガー

          詐欺の心理と対抗策

          詐欺師に狙われやすい人、詐欺師の狙いなどを書こうと思います。 私の親戚にも、数十万〜数億の詐欺にあった人達がいるので、意外と身近な現象だったりするのです。 まず、詐欺師に狙われやすい人について。問1と問2について、それぞれどっちが狙われやすいか予想しながら読んでみてください。 問1.金銭面において平均層の人vs貧困層の人 問2.自分が詐欺にかからない自信のある人vs詐欺にかかるかもしれないと思ってる人 さて、予想したでしょうか?早速答え合わせといきますが、貧困層の人、詐

          詐欺の心理と対抗策

          プログラミング未経験の臨床心理士がデータ分析の仕事を1年やってみた感想(Python, R, SAS)

          大学の時はRを使っていたので完全未経験ではないですが、前処理はExcelでやっていたので、プログラミングはほぼほぼ未経験ですね。 未熟者の感想ですが悪しからず。 はじめに、3つの言語に対する使用率についてはこんな感じです。一番好きな言語はRなんですけど、必要なものを使っているという感じです。 使用率(業務):SAS>R>Python 使用率(私事):Python>R>SAS まずは、各言語の好きな点と(私が)困っている点を挙げていきたいと思います。 【Python】 ①

          プログラミング未経験の臨床心理士がデータ分析の仕事を1年やってみた感想(Python, R, SAS)

          知能の種類〜年齢を重ねることで衰える知能と衰えない知能〜

          知能とは何かを考える時、どんなことを考えますか?頭の良さ?器用さ?コミュニケーション能力?言語化のうまさ? 実はどれも正解で、一方でどれも断片的なものなんですね。知能っていう概念はいろいろ定義があるので、語り始めるとキリがないのですが、私がよく引用する知能の定義、というか知能の区分を2つ挙げます。 ①流動性知能と結晶性知能 ②IQパラメータ(言語理解、知覚統合、作業記憶、処理速度などを用いたパラメータ) さて、①についてですが、ざっくり説明するとこんな感じ。 ●結晶性知

          知能の種類〜年齢を重ねることで衰える知能と衰えない知能〜

          ツイートしていないこと

          おはようございます。鯨木飾です。 現在の仕事としては、 ・統計解析:8割 ・心理+AI:2割 くらいの比率なのですが、 私事としてはその逆で、 ・統計解析:2割 ・心理+AI(+小説):8割 くらいの比率でやってます。 Twitterではその場で思ったことを書き散らしていますが、垂れ流すにはセンシティブな心理のこととか、プログラミング言語に対する個人所感の差などについては、あまりツイートしないことにしています。見たくない人のTLにも流れちゃうかなあと思って。 とはいえ、人に

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