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4月16日

桜の花びらが道中に舞い、青々とした若葉が姿を現す今日この頃。桜は葉桜に移り変わる、薄紅の花と緑が共存する今の状態が一番好きだ。今日はとても暖かい日で、次の雨が今年最後の桜流しの雨となることを思わせた。

あまりに暖かいもので朝も昼もつい居眠りしてしまい、一日が非常に短く感じた。寝ぼけた頭のまま、トマトを買わねばと八百屋に買い物に行ったがトマトを買わずに帰ってきてしまった。買う予定のなかった大根を手に。半屋外の八百屋も入場制限(入るのは代表者一人など)を設けていたが、それでも店内は客でぎゅうぎゅうだった。
犬の散歩に出ると、最近昼間にジョギングをしている人が増えたように思う。休校中の学生や、在宅勤務の人達が運動不足解消に走っているのかもしれない。私は昔から何故か一定時間以上走ると左肩が猛烈に痛くなるので、正しいフォームで長時間走り続けられる人をすごいと思う。中学時代運動部と吹奏楽部は強制参加だった夏休みの陸上練習は地獄だった。朝七時から部活開始の九時半まで走り続け、一人でも遅れる人がいると連帯責任でもっと走らされるのだ。汗はダラダラ体中砂まみれ、人生で一番運動し、日に焼けた時間だ。

午後は眠気と闘いながら、先日BOOK・OFFで購入した本をぱらぱらと見ていた。百円コーナーではついつい買いすぎてしまう。去年「赤毛のアン」の全文訳とすごい量の註釈で話題となった松本侑子さんの「赤毛のアンへの道 秘められた愛と謎」があるのを見つけた時は中身を吟味することもなく購入を決めた。小説内に出てくる引用詩や花の意味を紐解き、登場人物たちの心情の変化などを綴ったこの本を読んでいたら、アンの世界の豊かな愛情を思い出して胸が熱くなった。アン!私の少女時代!どんなにこの作品に救われたことか。

赤毛のアンへの旅〜秘められた愛と謎 https://www.amazon.co.jp/dp/4144071529/ref=cm_sw_r_cp_api_i_k7eMEbDM0R88G

SHERLOCKの「ピンク色の研究」バイリンガル版漫画が百円コーナーにあったのは驚いた。ベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンが大好きなので発売当初購入するか随分悩んだ覚えがある。もちろん買った。少しでも英語上達の足しになればいいのだが。

30-day song challenge 4日目は、
"A song that reminds you of someone you'd rather forgot"
...なんと意地の悪いお題だろう。忘れたい人を思い出す歌だなんて。
忘れたい人か、と考えてみるが上手く思いつかないので、思い出すと苦々しい気持ちになる人(これが忘れたい人かな?)を思い出す曲にした。
筋肉少女帯「踊るダメ人間」だ。

https://youtu.be/PkKIt8q63co

字も読めない程幼い頃から車内で流れていて、意味もわからずに弟と「ダーメダーメダメダメ人間♪」と合唱していた。一度「ダメ人間ってどういう意味?」と父に聞くと「パパ(自分)みたいな人のことだよ」と答えられたのをずっと覚えている。


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