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5月10日

チーズ×生ハム専門の食材店AMBROSIAからクール便が届いた。GW前に注文していた、パールモッツァレラ・ヴァッカ1kg、プロシュート切り落とし1kg、合鴨ローススモーク2kgだ。最近受けているイタリア語講座の郷土料理を紹介する回でチーズや生ハムを見ていたら食べたくなったのだ。普通に買うより断然安いし、お菓子と違って冷凍出来るので賞味期限を気にしないでいい。ここ数ヶ月お酒を控えているが、お酒のつまみにいいものばかり買ってしまったので、少し飲んでもいいかもしれない。

今日は久しぶりの雨で、散歩に行かず午前中はゆっくり過ごした。午後は課題を仕上げて教授に送信し、明日の分の授業を一部受けた。健康について考える授業で、自分にとっての「良好な状態」とはどういうものかを考えた。ここでは二種類のwell-beingな状態として、「へドニックなもの」と「ユーダイモニックなもの」があげられていた。人生を快感が得られればよいとする主観的well-beingと、徳の高い人生を目指し価値のある行為をする心理学的well-beingなものだ。どちらか一方に振り切っている人はなかなかいないだろう。私は、なるべく苦痛を避け、できる範囲で価値のある行為をしたいといったところか。それにしても、この授業は実技体育に出られない者の座学読替授業なのだが、説明に英語が多用されていたり課題として字幕なし英語スピーチをみて考えたことを書けというのがあったり、英語の授業のような錯覚に陥る。WHOからの引用が多いからだろうか。
授業で紹介されていたサイト、ヘルスリテラシーを身につけるで、自分のヘルスリテラシーと健康生成力SOCの得点をはかれる調査があったのでやってみた。ヘルスリテラシーは平均より少し上を取れたが、SOCは大分平均を下回ってしまった。SOCとはsence of coherence、「健康を作る力」らしい。性格診断などでも毎回言われるが、やはり私はストレス耐性が弱いようだ。

クラッカーに生ハムを載せたものをつまみながら、食後に映画「パターソン」を観た。バス運転手の主人公が、朝起きて妻にキスして、仕事の合間に秘密のノートに詩を書き留めて、夜の散歩でバーに寄る、一見代わり映えのしない月曜から日曜までの日々を描く。多趣味で多くの夢を持つ妻、バーで起こるちょっとした事件。淡々と日常が描かれて、ショックなことも起こるが、とても穏やかな気持ちになれる映画だ。主人公役のアダム・ドライバーはドラマGIRLSでのクズ男をやっていたイメージしか無かったので他の役も見れてよかった。映画の最初の台詞、妻の"I had a beautiful dream(ステキな夢を見たわ)"と囁くシーンで、「完璧な映画だ...」と思うほど好きになった。

授業が始まって、意外とやることが多くて思うように自由時間がとれない。敬愛する先輩に誘われて、十一月の文フリ東京になにか出すことにしたのでそのことを考える時間を作りたい。私は睡眠時間が長いので削る必要がでてくるかもしれない。以前は睡眠薬を飲んでも二時間しか寝れなかったのが、今は十時間たっぷり寝ることが出来ているので睡眠薬を飲むのをやめてみようか。

30-day song challenge 28日目は、
"A song by an artist whose voice you love"
やくしまるえつこの「nekomeshi」を挙げる。
やくしまるえつこは相対性理論で歌っていた時に知って、以降ずっと追いかけている。優しくてかわいくて囁くように歌うのが好きだ。


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