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技術がないから考え続ける

「周りを観て判断しろ」
「視野を広げろ」

プレーを迷った時やミスが起こる時によく言われる言葉
特に言われる常習犯ゆえゲーム「観る」に思考の5割以上を費やすけど、自分は「観る」っていう過程で止まってしまう。
そのため「状況理解」→「判断」に繋げるまで時間がかかったり、焦って技術面がでも疎かになってミスに繋がる場面が多々ある。

「観る」に時間をかけているのに何故状況理解ができないのか

サッカーしているとよく「観ろ」だったり「首を振れ」と言われる。

なので素直にその動作を実行した。
そしたら
・味方と敵が(どこに)/(人数)いた
・状況(スペース、高さ、強度等)
などの情報が得られた。

けれどこれらの漠然とした情報は量が多すぎたり、変化が大きく情報処理・判断・選択に時間がかかりすぎてしまう。
じゃあ、どうすれば状況に合ったタイミングで最善手が打てるのか考えていく。

目的

まず目的を確認。

・サッカーする上での目的
(ゴールを決める/ゴールを守る)

・チームの目的
(相手がいる前提でプレーモデル、ルールの実行等)

・その次にグループ、個人の目的
(ルールの遵守、変化への対応等)

ざっと3つに分けて出してみたが、ここは人やチームによって色々変わると思う。
さて目的が出来た。
目的が出来たということは、さっきの「観る」という行為の質は変わる。
漠然とした情報の中から目的を達成するために必要な情報だけを観ればいい。
じゃあその必要な情報ってなんだ。
次は必要な情報とは何かについて考えていく。

構造・原理・原則

技術面でもそうだけど構造や原理を理解した上で動作を行うとエラーの発見が早い。
構造を知らんとエラーが起こった時に治し方分からないし、そのままにしておくとどこかで限界がくる。
「観る」って行為も目的や知識が無いまま「観ろ、視野広げろ」言われても「え、どこ観てどうすりゃええねん。人任せか」としか思えなかった。
目的地が分からん地図もねぇじゃどこにも行けないのと同じ。
だから「ただ観る」で終わらないために目的を持つ。
そして目的を達成するために必要な情報を集める。
その必要な情報の基準のひとつとなるのが構造だったり原理・原則だという考えに至った。
そこで構造を知るために色んな人からサッカーを学ぶことを始めた。
そのうちの1人を紹介する。
小嶋さん

https://note.com/devuelveme/magazines

あと頼れる師匠達が沢山いるけど、許可とってないのでまた別の機会に書く。


下手くそからマシな奴に

サッカーを色んな人から学びはじめて考え方やプレーが変化してきた。
自分にしか分からない小さな変化ばかりだけど。
技術面の上達は時間を要することが多いが、頭の中はすぐ変えられる。
頭の中が変われば神経系、動作、思考も変化する。
今から技術面をプロ級に伸ばす時間は足りないかもしれないけれど、サッカーを学び続けることによってサッカーが上達するかもしれない。
選手としていられる時間が残り限られている自分は頭の中を変えていこうと思う。


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