小さな巨人ミクロマン 創作ストーリーリンク 「タスクフォース・コーカサス」 0201

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20世紀末――平和な日々に別れを告げ、再び、戦いの中に身を投じていくミクロマン達。

だが、〔平和な日々〕と言う存在その物が、錯覚に過ぎなかったのかも知れない。
世界は、戦いに満ち溢れている――宇宙創生の瞬間から現在、そして未来へと。
それは――この地球と言う星一つとっても、例外では無い。

1980年代――人類は未知の新エネルギーを発見し、その平和的利用に向けて、研究を開始した。
1990年代――幾つもの星々を滅ぼした異星人の軍団が、そのエネルギーを狙って地球に迫る。
全世界からコンピュータによって選ばれた若者達が、〔金剛石の友情と嵐の強さ〕で侵略者に立ち向かう。

20世紀末――優秀な科学者を父に持つ青年が、妻や中学生の弟と共に、アフリカの動物保護区で働いていた。
しかし、突如襲来した異星人の攻撃によって、彼らと弟の友である豹の子、父親の助手は命を落としてしまったが……
1999年1月1日――青年は、父の手によって蘇った――最新技術と科学の結晶である〔鋼の身体〕に命を宿して。
やがて、〔弟〕〔豹の子〕も青年と同じ様に蘇り――サハラ砂漠では、眠れる〔異星の戦士〕と出逢う事になる。

1999年――中世の預言者が告げた恐怖の大王とその名を同じくする存在が、その矛先を地球に向けた。
かつて彼らに故郷を滅ぼされた〔磁力の超戦士〕が、地球人の少年少女らと共に、それを迎え撃つ。

同年――とある王国を我が物にしようとする存在が、王族の血をひく少女を狙って、刺客を差し向けた。
その魔手から少女を守る為、蘇った三人の守護戦士――その名は〔人形騎士〕

近い未来――母星滅亡の危機に瀕した異星人の侵攻を阻止する為に、瞬時空間移動能力を備えた〔時空を超える鋼の戦士〕が現れる。

この地球にとって、正に〔至宝〕とも言うべき勇者達――彼らの戦いは、果てる事無く、続く。

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(23/01/29)