風見鶏 コケ太

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最近の記事

ゲームについて話したい⑮:shapez.io

ゲームについて話したい。 工場等の「自動化シミュレーション」というジャンルがある。 素材の取得や加工、出荷を自動化するシステムを自分で構築するもので、以前記事を作成した「Factory Town Idle」もそれに近いのだが、あれはかなり仕組みを簡略化したもので、どちらかというと街づくり要素がある、と紹介した「Factory Town」の方がより当てはまるようだ。 個人的なイメージではベルトコンベアで生産物が流れていくイメージ。 「shapez.io」は、その工場自動化ゲ

    • ゲームについて話したい⑭:Vampire Survivors

      ゲームについて話したい。 もはや説明するまでもない名作ゲーム、「Vampire Survivors」。 自動で攻撃をし続けるキャラを強化し、一定の時間まで生き残りを目指すというシンプルなルールの…アクションゲーム? (シューティングゲームと説明されていることもあるようだ) 「ヴァンサバライク」というジャンルを作り出したこのゲームについて、先日ようやくDLCを含まない実績を全て解除したので、今回語っていきたい。 このタイトルを初めて知ったのは「わしゃがなTV」でプレイされた

      • 野球カードについて話したい⑦:2022 Topps NPB Baseball Card 矢野燿大監督

        野球カードについて、話したい。 このシリーズでは過去6回、野球カードを紹介しているが、いずれもBBM(ベースボール・マガジン社)の発行しているカードであることに今更気付いた。 NPBのカードで言えば、他にはカルビーやEpochなども出しているが、今回はToppsのカードを取り上げたい。 Toppsはアメリカの会社だが、2021年よりNPBのトレーディングカードも販売している。 MLBとは独占契約を結んでいることもあり様々な評判があるToppsだが、特に使用する写真は割と思い

        • ゲームについて話したい⑬:Hookah Haze

          ゲームについて話したい。 以前、もっとインディーゲームへのアンテナを伸ばすために「INDIE Live Expo 2024」の配信を見て気になるゲームを何個かチェックしていたが、そのうちの一つが少し前にリリースされた。 体験版もクリア済みで発売直後に購入していたが、他の作品に浮気をしていて先日クリアしたばかりなので、今回はこの作品について語っていきたい。 本来は1~2日くらいでクリアできる作品だが。。。 「Hookah Haze」は大病を患い余命の短い主人公・炭木トオルが

        ゲームについて話したい⑮:shapez.io

        マガジン

        • ゲーム感想まとめ
          15本
        • 野球カードまとめ
          7本
        • 超水道作品感想まとめ
          7本
        • 沢城みゆきさんまとめ
          3本

        記事

          ゲームについて話したい⑫:ムーンレスムーン

          ゲームについて話したい。 先日「ヨカゼの公園」に行ってきた記事を投稿した。 開催概要が出た時点でとあるゲームの試遊が出来るということが分かっていたのでそれを楽しみにしていたのだが、思ったより発売日が直近となり、 ゲームを先にクリアした状態で展示を見に行くこととなった。 今回はそのゲームの話。 主人公の少女・ヨミチが夜の近付いた街を歩いていると、気付いたら知らない世界にたたずんでいる。 「ムーンレスムーン」は様々な世界で人々と交流しながら、その不思議な体験の真実に少しずつ近

          ゲームについて話したい⑫:ムーンレスムーン

          野球カードについて話したい⑥:BBM2010 BBMカード20周年記念カード 阿部慎之助選手

          野球カードについて、話したい。 野球カードは毎年、あるいは企画ごとに変わるユニフォームの資料としても意味がある。 本日まで、巨人はティファニーとのコラボ企画で、「ティファニーブルー」が使用されたユニフォームを試合中に着用している。 他球団の特殊ユニフォーム企画と比較すると、巨人は普段のユニフォームから大きくデザインが変わることは少なく、色合いも「黒」「白」「グレー」「オレンジ」がほとんどなので、今回のように珍しい色が使われるだけでも目新しい。 巨人のユニフォームでかなり特

          野球カードについて話したい⑥:BBM2010 BBMカード20周年記念カード 阿部慎之助選手

          イベントについて話したい:ヨカゼの公園

          「ヨカゼの公園」について話したい。 少し前から追いかけているインディーゲームレーベル「ヨカゼ」が、初の展覧会を渋谷でやるということで「これは行かないと!」と思い、勢いでチケットを取った。 ヨカゼ作品で自分がプレイ済みのものは「アンリアルライフ」「ghostpia シーズンワン」「Recolit」「MINDHACK」「ムーンレスムーン」の5作品。 「これで予習は足りているか…?」と若干不安になりつつも、会場へ。 自分が参加した日は台風接近中で大雨。加えて広大な渋谷ダンジョンに

          イベントについて話したい:ヨカゼの公園

          新作公開までに超水道さんの作品について話したい⑦:ghostpia シーズンワン

          超水道さんの作品について、話したい。 先日、Steam版の「ghostpia シーズンワン」が発売1周年を迎えたらしい。おめでとうございます。 自分のSteamライブラリへの追加日を見ると発売翌日に購入・DLしていたようだ。雪の町が舞台で冬にピッタリな作品だけど、今考えるとこんな真夏にプレイしてたんだなぁ… 「ghostpia シーズンワン」は、不老不死の「幽霊」たちが住まう町に暮らす主人公・小夜子と、新たに町に来た少女・ヨルら住人との交流を描いたビジュアルノベル作品。

          新作公開までに超水道さんの作品について話したい⑦:ghostpia シーズンワン

          ゲームについて話したい⑪:PowerWash Simulator

          ゲームについて話したい。 「○○シミュレーター」系のゲームは無数にあるが、何となく「操作が複雑」「攻略に専門的な知識が必要」という先入観もあり、なかなか手に取る機会が増えない。悪いことだ。 そんな私でも簡単に遊べたシミュレーターゲームを今回は紹介したい。 「PowerWash Simulator」は、高圧洗浄機を使って汚れまみれの建物や乗り物を洗浄するシミュレーションゲーム。 汚れも泥だったり、煤だったり、スプレーによる落書きだったり…種類によってその落ちやすさが異なる。

          ゲームについて話したい⑪:PowerWash Simulator

          ゲームについて話したい⑩:限界OL海へ行く

          ゲームについて話したい。 日々の仕事から逃げる表現に「職場とは逆方向の電車に乗って、海を見に行く」というものがある。 いつから、誰が言い出したものなのだろう。 職場が海の方角にあるからやる機会もないが、なんとなく憧れる。 今回はそんな気持ちが主人公とリンクする作品。 「限界OL海へ行く」は、ある日昼休みに外に出たOLの主人公が「限界になり、仕事を放りだして海に行く」という、シンプルな説明が出来る導入から始まる。というかタイトルが全てを表している。 ふらふらと街を歩きながら

          ゲームについて話したい⑩:限界OL海へ行く

          野球カードについて話したい⑤:BBM2011/2024 Rookie Edition ROOKIE OF THE YEAR

          野球カードについて、話したい。 カードのデザインは毎年各社趣向を凝らしており、時にはレトロに、時には斬新なモチーフでコレクターを楽しませている。 デザインに大きな変更がなさそうなカルビーですら、選手名が白字になったり黒字になったり、漢字になったりローマ字になったりと毎年マイナーチェンジを続けている。 そんな中、10年以上デザインが変更されていないカードを紹介したい。 比較対象として写真を載せたのは、BBM2011 Rookie EditionよりROOKIE OF THE

          野球カードについて話したい⑤:BBM2011/2024 Rookie Edition ROOKIE OF THE YEAR

          ゲームについて話したい⑨:Understand

          ゲームについて話したい。 海外産のゲームをやる上で壁になるものの一つが「言語」だ。 Steamの販売ページではそのゲームの対応言語が表示されており、アドベンチャーのような文字を読む場面の多いゲームで日本語対応していないと、どうしても尻込みしてしまう。 今回紹介するパズルゲームはその点安心だ。日本語を含む29言語に対応している。説明が「海外の言語で書かれているためルールが分からない」ということもない。そもそもルール説明がない。 BGMもない。PVにはあるのに。 「Under

          ゲームについて話したい⑨:Understand

          新作公開までに超水道さんの作品について話したい⑥:さくらゆうなとタカちゃん/はざまのローザは わすれない

          超水道さんの作品について、話したい。 前回「佐倉ユウナの上京」の感想を載せたが、実はこの作品の前日譚となる短編小説が存在する。 公式BOOTHで購入することが出来るので、今回はこの短編と、同じくBOOTHで無料ダウンロードできる絵本(まぁ投げ銭用の方を購入したんですが)について話したい。 流石に今回は「ゲーム」タグは付けられないな。PDFなので。 「さくらゆうなとタカちゃん」は「佐倉ユウナの上京」本編よりずっと昔、子供の時に鷹司とユウナが初めて出会った頃のエピソードを描い

          新作公開までに超水道さんの作品について話したい⑥:さくらゆうなとタカちゃん/はざまのローザは わすれない

          新作公開までに超水道さんの作品について話したい⑤:佐倉ユウナの上京

          超水道さんの作品について、話したい。 ここまでApp Storeで公開されている超水道作品について触れてきたが、現在公開されているものでは「ghostpia」を除くと今回が最後になる。思えば遠くまで来たものだ。 今回の最初に公開されたのは2013年、アプリ版として全編が配信されたのは2014年で、この数か月後には「ghostpia」が動き始めているとのこと。 そんな10年以上前の話。 「佐倉ユウナの上京」は、東京の聡桜大学に進学した福岡出身の主人公「咲間鷹司」が、同郷で幼

          新作公開までに超水道さんの作品について話したい⑤:佐倉ユウナの上京

          野球カードについて話したい④:BBM2021 Rookie Edition 内山壮真選手

          野球カードについて、話したい。 先日、欲しいカードが手に入った。 今年のプロ野球チップスの第1弾、伊藤大海選手のカードだ。このカードにはある「印字ミス」があったため、ニュースでも取り上げられ大きな話題になった。 それはカードの裏側の選手プロフィール欄に「身長 176cm」と書かれるべき箇所が「身長 176m」となっていたためだ。 もともと自分が持っていたのはエラー版で、せっかくだし修正版も欲しい…と思ってプロ野球チップスを買い続けたところ、先日無事ゲット。 またエラー版が手

          野球カードについて話したい④:BBM2021 Rookie Edition 内山壮真選手

          ゲームについて話したい⑧:Balatro

          ゲームについて話したい。 現在Steamはサマーセール中である。セールの時期になると、SNSには各ユーザのおすすめゲーム情報が飛び交う。 このnoteで挙げたゲームは全ておすすめなのでXの方では改めて多くは語らないが、まだまだ紹介したいゲームはたくさんある。 そんな今回セール中のゲームの中から一つをピックアップ。 「Balatro」はローグライク要素を含むポーカーゲームである。 配られた手札から出来るだけ大きいスコアになるように役を作り、一定の点を稼げばそのブラインドをク

          ゲームについて話したい⑧:Balatro