はじめて、個展を開催します
藝術家(Artist)という、なんでもアリな肩書を背負い始めて1年と6か月となる、来る11月、東京は青山『Nine Gallery』様にて、僕自身初となる個展を開催させて頂くことが決まりました
はじめての「個展」、そしてインスタレーションへの挑戦、なんともわからないことばかりで、心臓がドキドキバクバクです
そしてそれ以上に、どんな作品たちと皆さんをお出迎えできるのか、そこで一体何が起きるのか、心から楽しみです
以下、詳細です。入場無料だよ
アートなんてこれっぽっちもわからなくても、楽しみまくれるものをつくろうと思うよ
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Kazutomo Suzuki 個展
『I am Dancing in the Water.』
〇会期:2021年11月9日(火)~11月14日(日)10:00~19:00
〇会場:Nine Gallery(東京メトロ銀座線 外苑前駅 出口3より徒歩3分)
東京都港区北青山 2-10-22 谷・荒井ビル1F
〇作品:絵画・インスタレーション
〇入場無料
〇全日在廊しております
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はじめての、他の誰の作品にも邪魔されない個展、一体どんなものを生み出そうか。思案に思案を重ね、そして最後は思い付きで。
どうして私は「ひとり」ではないのか、という存在・根源へと向けた問いから発現し、日本語で『水中に踊る』と題して、一遍の物語と共に作品を生み出すこととしました
資本主義の世界、際限なくモノが生み出され消費される社会、ウイルスに脅かされ隔てられた日常、そして、人と人とがただ関わり生きる日々の中で
気づかぬうちに心に敵を生み出し、誰かにやり場のない思いをぶつけてしまう日がある
大切を知りながらも鏡の中の自分に憤り、選び取った彼の姿に、纏わりつく汚れに、自分の哀れさを呪う日がある
そんな息苦しい「水」の中で、その行間で。
空しくも美しい全てに、祈ること
確かに私はここにいると、解ること
静かな「水」の中で、満ち足りた余白の淵で、何かを愛するということ
「否定する」という行為から解き放たれた時、私たちに何ができるだろう。全て共に在ると知り、その私を、その貴方を受け入れられた時、世界は一体どうなるのだろう
「ひとり」でなかったならば。
そう描き、問う。訪れた一人ひとりの手によって、物語の一小節が終わり、また紡がれていく。そんな場にしたいなぁと、思います
ちょうどあと1か月です。時間ねえなぁ、すぐ来ちゃうなぁと思いつつ、ようやっとこんなものを、自分の手で丸ごと生み出せるだろうことを、嬉しく思います
そして何より、たくさんのひとに支えられて、こうやって藝術に向き合うことのできる日々が僕にあることに、心から感謝を贈ります。恩返しの場、という訳ではないかもしれないけれど、精一杯向き合い、創ります
では、皆さま。11月は東京にて、お会いしましょう
作品の最後のピースを完成させてくれるのは、そこに来てくれた皆さんの存在です
この世界と同じように、作品と、あなたとの間に隔たりなど何もないはずですから。
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