2023年8月に読んだ本
「リーダーを目指す人の心得」コリン・パウエル
先月から続いているリーダーシップ関連の読書。幅広いジャンルからと考え、もの同号参謀本部議長のコリン・パウエル氏の本を選んでみた。
彼が座右の銘にしている13ヶ条の事柄を中心に、リーダーの心得が記されたものだ。軍隊にいた時の話をはじめに、統合参謀報本部議長になった時の話、さらには国務長官時代の体験などもかかれており、軍と民間の違いなどにも言及されていて興味深く読むことができた。
「私に反論しろ、自分が正しく、私が間違った道を選んでいると私に納得させろ。それが君たちの義務だ」という点には、リーダーとしての厳しさと共に、側近の人たちへの厳しさも感じられるフレーズでとても印象に残った。
「リーダーになる人に知ってほしいこと」松下幸之助
松下政経塾の塾訓と五誓を松下幸之助の言葉を中心にして解説したもの。「素直な心で衆知を集める」、「人に教えをこう」、「知識を道具として扱う」など、本当に基本的なことが書いてあった。リーダーシップのことが書いてあるというよりかは、リーダーになる人(なろうとする人)とはどういう人間であるべきかということが主に書いているという印象。
松下幸之助の本は、どうも彼自身が神様的な感じがして、本田宗一郎の本に書いてある内容の方が、馴染みやすい感じがする。
「魔法科高校の劣等生 エスケープ編」第1巻
このシリーズは、一人の漫画家が小説を順番にコミカライズしているのではなく、各エピソードを複数の漫画家が並行してコミカライズしているので、同時に読んでいくとどのあたりの話だったのか混乱してしまうのがたまに傷。
まぁこのシリーズは、主人公のチートどころではないほどの強さが読んでいて安心なのですよ。
「セクシー田中さん」第1巻、第2巻
主人公の23歳のOLが、同じ会社のアラフォー女性の意外なプライベートを知り、その人の追っかけになっていくという話。女性が女性の追っかけになっていくというのも斬新だと感じたし、先輩社員の意外なプライベートというのも着眼点が新しいし、また先輩女性のキャラもチャーミングだし、色々なところにフックがある漫画。Xか何かで誰かがお勧めしていたので読んでみたけど、結構面白かった。
「アンデッドガール・マーダーファルス」第1巻〜第3巻
アニメ化されていたので、読んでみた。単純にいうと、輪堂 鴉夜、真打 津軽、馳井 静句の三人組が、怪奇事件を解決していくという話。ただ、彼らは怪物専門の探偵で、真打は半人半鬼、輪堂は首だけという変わったトリオだ。
小説だと、この三人の掛け合いをはじめとした言葉遊びが面白いのかもしれないが、自分には回りくどく感じてしまい、あまり合わなかった。
「任侠転生」第1巻〜第12巻
題の通り、転生もの。歌舞伎町を根城にしていた老ヤ○ザが、身内に裏切られてしまい、異世界の姫として転生する。異世界では、お家騒動に巻き込まれ命を落とす寸前だったが、かろうじて生き残り、お付きの2名とともに少しづつ自分たちのシマを広げていく。という話。
いわゆる転生+無双ものだけど、国盗り的な観点もあり、面白くて一気読みしてしまった。
「片田舎のおっさん剣聖になる」第4巻
これまで、継続して読んでいるコミックの続編。昼行燈的なんだけど、実は強いっていうプロットは、必殺仕事人の時から好きなパターン。
「追放された転生重騎士はゲーム知識で無双する」第6巻
今回は、新しいキャラである魔剣士との戦いから始まる。ちょっと間が空いてしまっていたのと、多少パターン化が見られて、厳しくなってきているかも。
「解雇された暗黒兵士(30代)のスローなセカンドライフ」第11巻
前の巻までは、マンネリ感が出てきたが、今回は少し緊迫した状況が出てきた。次回への布石が中心の話だったが、そういう巻もあって良いか。
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