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自分の現在地

ご無沙汰しています。
年末にまとめの記事を書いて以来更新をしていませんでした。これを書いてる時はすでに令和5年の公式大会が全て終了している時です。

色々と忙しかったり、書くにしてもなかなか上手く書けそうになかったので、今回ある程度落ち着いた今、書いてみようかなと思います。

レースレポート的な感じではないです。
簡単にいうとアジア選手権直後までの葛藤というか、いろいろあったことです。
かなり長い文章なのでのーんびり見ていただけると幸いです。

実は前回の記事を書いた後に2月に行われたトラックのアジア選手権の派遣選手として選出していただきました。最初に聞いた時は、嬉しさと緊張さまざまな気持ちがありました。

気合いを入れて冬場の練習をしようとした時それは突然起こりました。

冬場同県の選手たちで四日間くらいで乗り込もうという練習会が毎年あるのですが、自分は今回その初日までトラックの合宿がありました。なので3日目から参加したのですが、その練習の最中にいきなり踏めなくなるという現象に陥りました。いつもと変わらないメンバーで普段なら千切れるはずがないのに、いつも通り踏んでも踏んで進まないし、追いつかない。

前までのトラックの合宿では踏めていたのに。なぜこうも踏めなくなったのだろうと思っていました。
それと同時に自分の心の中の何かが割れるような感じがしました。普段練習がきついけど楽しいと思える自転車が、楽しくない。むしろ乗りたくない。乗っても強くならないのだから乗る必要はあるのだろうか?

練習会の方達にも、疲労が溜まっているのだろう。シーズンに影響するから無理に来なくていいから、休めと言われたので、1週間ほど自転車を離れていました。

1週間自転車を離れていても、SNSなどで回ってくる仲間やライバルたちがあげている練習風景、シーズンに向けて皆が準備しているのに自分はいま何をしているのだろうか?ましてや1ヶ月後にはアジア選手権があるというのに。

等と様々な気持ちが入り混じって休息をし、練習を再開しました。休息をしたおかげが、断然とまではいかないものの踏めるようにはなっていたので、やはり、疲労が原因だったのかなとも思ったり。思わなかったり。

10月の国体から韓国→帰国後すぐに関東新人→県新人ロード→トラック合宿→トラック合宿と立て続けにあったことなのかなとも思うが、自分が目指しているプロの世界ではこのようなスケジュールをこなすことができなければ、プロになることはできないだろうと自分は思いました。

そして練習再会をして徐々に調子をあげてアジア選手権に向けて練習をしていた矢先、また大きな壁にぶつかりました。


見えない敵


一月の中旬その日の前の週まで自分のやれる範囲で乗り込みをしていたのである程度疲労が溜まっていたので、疲労取りのためにマッサージへ行きました。施術後帰宅し眠りにつく。ベットに入る時に若干身体に火照りを感じました。お風呂に入ったので、きっとそれだろうなと思っていました。

翌日目が覚めると、今度は明らかに全身が熱い。発熱しているなと自分でもわかるほど熱かったです。
体温計で測ると39.1
久々の高熱でとにかくしんどかったです。
そして自分はスポーツ誘発性喘息と去年診断されていたので咳もこの時はひどく夜も眠れないくらいでした。
その日のうちに病院を受診し検査をしてもらったところ、

コロナウイルス感染。

まさか自分が感染するとは思っていませんでした。ましてや自分の身の回りの家族など一回もかかっていないのにどうして?この時のアジア選手権まで、ちょうど1ヶ月くらいでした。

コロナになった選手などから話を聞くと1週間くらいで治ったてしても心肺機能が元に戻るのは1ヶ月は必要などと皆が口を揃えて自分に教えてくれました。

もし自分もそうなのであれば、アジア選手権にコンディションを持っていくのは絶望的で、とても現実的ではない話になるのだろうと感じました。

本当に悔しくて悔しくてたまりませんでした。行き先のない怒り。
直前にかからなくてはよかったが、一番大事な練習の時期とぶつかってしまったのが何よりも、もやもやしました。

薬のおかげか何かで翌日には熱も下がり、体調も安定するようになりました。解熱後2日目から軽い筋トレを始め、4日目にはローラーに乗り始めました。

とにかく自分が今できることをやろう。どうにかしてアジア選手権までに少しでも調子をあげようと頑張りました。

そして隔離の6日間が終わり、通常の練習をしにいつもの道へ行きました。やはり、コロナの後遺症のせいなのか、平均心拍が高く、すぐ息が上がるような感じがしました。

いつものログと比べると大体10くらい違い、
ここまで落ちてしまうのかという絶望感に陥りました。

しかし練習をしていくにつれて、徐々に快方へ向かい、練習開始して1週間半後くらいには気にならない程度までには戻りました。

この時点でアジア選手権まで残り2週間ちょっと。
残された時間は後わずか。果たしてどこまで回復させられるのか?

続きは次回の記事で。。。
次回の記事もぜひご覧ください!
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