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自分を救う文章は、誰かを救う
美しい言葉はいらない。強い言葉もいらない。
ただ、自分のための文章を書けばいい。自分の悩みを整理する文章は、似た悩みを持つ誰かの助けになるから。
何かの役に立たなくていい。世界を救わなくていい。自分が知りたいこと、やりたいことに必要な文章を書けばいい。自分のための文章は、誰かのための文章になるから。
自分を救う文章は、誰かを救う。自分のために書くことは、誰かのために書くことにつながっている。だから、自分のために書けばいい。
そういう意図で書かれた文章は、手紙のようになることがある。
わたしから、あなたへ。
これより強いメッセージを、ぼくは知らない。
身の回りの人宛でもいい。過去や未来の自分宛でもいい。誰かが誰かを想う気持ちは、誰にも否定できない。いつだって、人は人を想うことで困難を乗り越えていく。
不揃いでもいい。弱くてもいい。
ただ、自分のための文章を書けばいい。
その文章は、誰かを救うことにつながるから。
最後まで読んでいただきありがとうございます。