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【大学野球】2024' 春季リーグ 全26連盟 順位表・・・大学野球選手権 組み合わせ・展望も合わせて

1.はじめに

 今月10日(〜16日)に開幕する第73回全日本大学野球選手権大会。今月2日に全国の26連盟のリーグ戦を勝ち抜いた代表27チーム(九州地区大学野球連盟は北部と南部から2チーム出場)が決定した。

【表1】第73回全日本大学野球選手権大会組み合わせ(6月10日〜16日、神宮球場・東京ドーム)

2.全国26連盟 春季リーグ戦順位表・選手権代表チーム一覧

 今春の全26連盟のリーグ戦順位は以下の通り。成績に勝ち点の表記がない連盟は、勝率で順位を決定。大学選手権へ昨年に続いて連続出場のチームは、昨年の選手権での成績を記し、昨年と代表校が異なる場合は昨年の所属連盟の代表チームの成績を記した。


A●北海道学生野球連盟

🏆東京農業大北海道オホーツク(昨年 0勝)
(5大会連続20回目)
①東農大 9勝1敗
①函館大 9勝1敗
③旭川大 5勝5敗
④北洋大 3勝6敗1分
⑤旭教大 2勝7敗1分
⑥室工大 1勝9敗
《コメント》東農大と函館大が同率1位となり、優勝決定戦を4-2で勝利した東農大がリーグ優勝を果たした。東農大はリーグ戦連続優勝を「7」に伸ばした。今季リーグ戦では10試合中、4試合が完封勝利。チームの66得点、10失点はともにリーグトップの数字。10試合中9試合で先取点を奪い、主導権を握って勝利する展開が目立つなど、投打のバランスが整ってのリーグ制覇となった。惜しくも選手権への出場が叶わなかった函館大は、リーグ戦で東農大との直接対決は1勝1敗だったが、優勝決定戦で1歩及ばずリーグ優勝は果たせなかった。


B●札幌学生野球連盟

🏆星槎道都大(昨年 0勝)
(2大会連続10回目)
①星槎大 9勝1敗
②学園大 8勝2敗
③東海大 6勝4敗
④札幌大 3勝7敗
⑤大谷大 2勝8敗
⑥北 大 2勝8敗
《コメント》昨秋のリーグ戦で2位に終わった星槎大が、5勝0敗3完封でMVPを受賞した左腕・佐藤投手(4年・札幌山の手高)を中心とした守りで他校を圧倒して優勝を飾った。捕手の伊藤選手(4年・星槎国際湘南高)は、リーグ戦で8回盗塁を敢行されたが半分以上の5回を阻止した。得点力は高くないが、バッテリーを中心とした守りの野球で選手権へ臨む。

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