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それって本音?建前?な話

無理して来なくていいよ。

ちょっと前の友人との会話でのこと。

今年の正月は久々に帰省しようかと
思って年末に母親に電話したときに

あんたも忙しくて疲れてるだろうから
別にわざわざ帰ってこなくてもいいよ。

と、あまり息子の帰省を歓迎してない
ぶっきらぼうな返事がかえってきたと。

何なんその感じ?と一瞬思ったものの

まぁそう言わなくていいやん!
今年は久しぶりに帰るからね。

そう母親に伝えて電話を切ったらしい。

そして、正月に実家に帰省したところ
VIP待遇ばりの大歓迎を受けたようで

帰って来なくていいとか言ってたのに
俺が大好きながめ煮を山盛り作ってた。

と、母親の手料理に大満足そうだった。

結局わが子が帰省してくるのは嬉しい
というただの母親あるあるみたいな話

なんだけれども

子の「察する力」

自分が親の立場になって歳を重ねると
以前は理解出来なかった親の気持ちが

あれ?
もしかしてあの時親父が言いたかったのは…

みたいに急にわかった気がする時がある。

おそらく友人の母親は彼からの電話は
そーとー嬉しかったはずだと思うけど
息子の体を心配する親心も本当だろう。

それを察したのか感じたのか分からないが

まぁそう言わなくていいやん!

と、返せる友人は素敵だなと思った。

歳を重ねた親は時々あまのじゃくになる

…ような気がする。

そんな親の言葉が本音なのか建前か?
子として察してあげることができれば

きっといい距離感で親子関係が続くだろうな。

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