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1996年からの私

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週刊プロレス7代目編集長・佐久間一彦が、三沢光晴、小橋建太、髙山善廣らプロレスラーに学んだ日々の記録。
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#プロレスリングノア

1996年からの私〜第12回(04年)NOAH増刊号の光と影〔前編〕

試合リポートに特集にとフル回転し、絶好調だった私は4月人事で編集次長に昇進しました。3年前には正社員になれず退社の話をしていたことを思うと(第8回参照)、何か一つのきっかけで事態が大きく変わることを実感できます。このとき、同時に編集長が佐藤正行さんから、私が格通に在籍した時代の編集長でもあった本多誠さんに代わりました。 この年の夏、NOAHが初めての東京ドーム大会を開催。本多編集長と協議した結果、NOAHでは二度目となる増刊号を出すことになりました。本誌の取材と並行して制作