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cheka
2018年5月30日 16:05
学生の頃、大方二時間をかけて大学まで通っていた。携帯電話もまだ普及していなかった頃、電車の中ですることと言えば、本を読むか寝るか、ボーっとするか、人間ウォッチング。私は専ら人間ウォッチング派だった。色々なことがあってオチオチ寝ていられなかった。ある日、二つ目の電車でのことだ。人は疎らで全員を把握できるほどの人が座っていた。一通り見渡すと、違和感を感じるおじさんに釘付けになった。たぶん乗って