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Happy Life 戦略通信 vol.495

般若心経という神仏混同して唱えても問題ないとされているお経があります。神様の前でも、仏様の前でも唱えてOKなお経ですが、お寺に行くとよく耳にすることができます。何か修行の際に連続して唱えたり、護摩や、初詣、何かの節目節目のお祈りの際などに和尚さんが唱えてくれたりもします。
般若心経は、中国の僧侶である玄奘三蔵がインドから持ち帰り、翻訳したといわれている経典です。
正式な名称は「般若波羅蜜多心経」と呼ばれ、サンスクリット語の「プラジュニャーパーラミター・フリダヤ・スートラ」が原題となっていると言われ、630年頃にインドから中国に伝わったといわれています。現在、日本において広く読まれている般若心経は、この玄奘三蔵によって翻訳されたものだといわれています。
さて、この般若心経の最も重要なフレーズは「色即是空、空即是色」だと言われています。わかりやすくいうと、「目に見えているものは本当はないもので、目に見えていないものが本当はあるものです」という意味になります。
私たちが今目の前にしているものは、これは誰かがどこかで想いにしたものです。つまり意識したものです。いつか誰かがどこかで意識することにより、物質社会に生み出されました。誰かが思わなければ目の前には現れなかったもの。ですから意識という目に見えないものが本当は存在しているものだよ。という内容です。
どちらが大切かというと、どちらも大切です。目に見えるものも見えないものも大切です。しかし、目に見えているものは本当はないもの、見えていないものは本当はあるもの、ということを知識的に知っているといないとでは、ものの見方が全く異なってきます。
量子物理の世界でも、原始よりもさらに小さな素粒子、その素粒子をもっと細かく見ていくと、ヒモとなり、そしてそこには何もなくなります。「空」です。意識体と呼ぶこともあります。ここには周波数(振動)があり共鳴しあったりしています。
ここ数十年で量子物理で解明され始めていることはとても多いです。私たちが見ているものはどこからやってきたのかを知識的に知っていることは、ものの見方が変わりますから、今自分に起こっていることは、今自分の目の前にあるものに対してどんな意味づけをすればいいのか、解釈をすればいいのか、が変化して、今よりもさらに幸福な思いが出るようにできるのではないでしょうか。

今日もFine!!


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