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生米からつくるおかゆのレシピ

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生米からつくるおかゆのレシピ記事をまとめました。
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2020年10月の記事一覧

グリーンピース粥のレシピ ( むくみ解消、代謝促進、便秘解消に )

2023/02/21追記: 新しいレシピ記事を書きました!ぜひこちらをご覧ください! 若いお豆に元気がいっぱい「グリーンピース粥」 生米からつくるので、炊いたご飯のストックがなくても大丈夫。じっくり火を入れるため、ふっくらおいしいおかゆになります。完成まで50分〜1時間ほどかかりますが、多くの時間は放置ができるのでそれほど手間はかかりません。 記事の後半では写真とともに詳しい作り方をご説明いたします! 【 材料 】(2人前) ▶︎ 生米       ・・・半合  ▶︎

梅おかか長芋粥のレシピ ( 秋の養生、滋養強壮、疲労回復に )

長芋のシャキシャキ食感がたのしめるおかゆを作りました! 梅干しの種と一緒に炊いたおかゆに、長芋の梅おかかの和え物をのせました。ひんやりとすっぱい和え物が、あつあつのおかゆを食べやすくしてくれます。 長芋(ながいも、やまといも、じねんじょ)の栄養価の高さは、中国では三薬(さんやく)と呼ばれ、薬として用いられてるほど。秋の空咳の原因となる肺の渇きを潤してくれる効果があるので秋の養生にぴったりの食材です。 また、梅の酸味のもとであるクエン酸には体内の乳酸の分解を早める働きがあり

鱈粥のレシピ ( 高血圧予防、ダイエット、二日酔いの朝に )

あたらしいたらのお粥のレシピを投稿しました!ぜひ以下の記事をご覧ください。 魚偏に雪、その名の通り雪のように真っ白で美しいタラ。 栄養豊富で低カロリーなうえ、タンパク質がたっぷりというすばらしい食材です。 たらふく食べる、の「たらふく」は「鱈腹」と書きます。 タラは雑食で、とっても大食いの魚で…… お腹がぽっこり!食いしん坊だから、グルメな味なのかもしれませんね。 そんなタラの切り身を使った「鱈粥」は、なんとびっくり下処理なし。 お鍋にそのまま切り身をボン!と入れるだ

キャベツ粥のレシピ ( 胃腸の養生、胃もたれ防止、便秘解消に )

胃腸薬の成分にもなっている"キャベジン"は、その名の通りキャベツから発見された成分です。 キャベジンの別名はビタミンU。胃粘膜の働きを助けてくれます。 キャベツを使った料理は、ついつい味が濃いめになりがちなので、薄味でもいただける「キャベツ粥」は貴重かもしれません。 キャベツとなつめ、キャベツときくらげは、どちらもおいしい組み合わせなので、もしお家にあったら一緒に入れてみてください◎ 「二種類のキャベツの千切り」など、記事の後半では写真とともに詳しい作り方をご説明いたし

にんにく粥のレシピ ( 2020/10/23の朝粥 )

ほっくほくのにんにくが宝石のようにコロッと入った、ドラキュラ号泣必至のおかゆ……全国数万人…いや、世界数億人のにんにく愛好家のみなさんに試していただきたい逸品です。 この世のにんにく健康法の多さからもわかる通り、疲労回復、食欲増進、血液サラサラ、自律神経を整える……にんにくのすばらしさを語ることは困難です。 特に、にんにくの強力な解毒作用や、体を温める性質は、この時期の風邪予防にぴったり◎ ガツン!と元気が欲しい日に、にんにくと一緒におかゆを炊いてみませんか? にんにくの

青海苔大根粥のレシピ ( 2020/10/22の朝粥 )

脇役になりがちな青のりが主役のおかゆを作りました!ふわ〜んと磯の香りがおいしいおかゆです。 大根と青のりにはカリウムがたっぷり。カリウムは塩分を排出するのが得意なので、血圧が気になる方や、外食続きで養生したいときにぴったりです。また、大根には利尿作用もあるため、むくみが気になるときにもおすすめです。 青のり、青のりと言っていますが、今回使ったのは「あおさ」。 「青のり」と「あおさ」は別物で、青のりの方が香りが高く、高級品なのだとか。 パッケージに「青粉」とある製品は、正式に

牛ねぎ粥のレシピ ( 2020/10/20の朝粥 )

レシピをブラッシュアップしました!是非、以下の記事をご覧下さい。(2023/04/19追記) ダシの素類は一切なしで、塩のみでおいしい!シンプルな材料で味わう、牛肉が主役のおかゆです。 ステーキや焼肉を塩で食べるのが好きな方には、たまらないおいしさだと思います! 生米から炊くおかゆと肉類の相性は抜群です。なぜなら、お肉から出た旨味や脂をお米がたっぷり吸ってくれるから。お米の一粒一粒まで旨味が詰まって、それはそれは絶品です。 長ネギのぽかぽか効果と、牛肉の豊富なタンパク

水菜あわ粥のレシピ ( 2020/10/19の朝粥 )

むくみが気になる朝に食べたいおかゆをつくりました。 水菜のシャキシャキ食感と、あわの香ばしい香りが食欲をそそります! 水分の排出が得意なあわ(粟、アワ)と、体を潤してくれる水菜(みずな、ミズナ)を組みあわせることで、体内の水分をきれいに巡らせる効果を狙いました。 水菜にはお肌のターンオーバーを助けてくれる葉酸や、ビタミンCが豊富に含まれているため、美肌野菜とも言われています。水菜の旬は冬ですが、年間を通して価格も安定しているのもうれしいですね。 水菜、あわともに肥満予防

れんこん粥のレシピ ( 2020/10/17の朝粥 )

夏の暑さで弱った身体を、冬の寒さに耐えられるように調整する、貴重な秋のひととき……おいしく秋の養生ができるおかゆを作りました! 秋が旬のれんこん(蓮根、レンコン、蓮、はす)は、体内の余分な熱を冷ましてくれという特徴があります。また、喉の痛みや咳を和らげる効果も期待できます。空気が乾燥しがちな、秋の不調の予防にもぴったりの食材です。 また、れんこんは調理法によってサクサク、シャキシャキ、カリカリ、ふわふわとさまざまな食感がたのしめるのも良いところ。今回はベースのおかゆにすり

とろろ粥のレシピ ( 2020/10/16の朝粥 )

薬膳粥でも定番のとろろ粥を、より食べやすくアレンジしてみました。おかゆに混ぜ込んだ温かなとろろと、卵黄とともに上に乗せたひんやりとしたとろろの両方をたのしめます。 中医学では空気が乾燥する秋には肺を潤す白い食材を、と言われます。大根、なし、れんこん、里芋……そして長芋。秋の身体が喜ぶ食材です。 栄養価の高い長芋(山芋、やまといも、自然薯)は、中国では山薬(さんやく)と呼ばれ、滋養強壮薬として使われているほど。消化吸収が良いため、風邪のときの栄養補給にもぴったりです。 と

柚子大根粥のレシピ ( 2020/10/15の朝粥 )

柚子(ゆず)は生産量・消費量ともに日本が世界一!その証拠に、海外でも「yuzu」と呼ばれているそうです。知らなかった! 黄色く熟す前の青柚子が手に入ったので、青柚子が主役のおかゆにしてみました。おかゆに柚子の果汁も入れることで、ほんわりとした柚子の香りを楽しめます。 青柚子の旬は夏で、黄色く熟した黄柚子は秋〜冬に出回ります。青柚子も黄柚子もモノは同じなので見た目ほどの大きな違いはありません。ただ、青柚子は香りがよりフレッシュで、皮が固いと言われています。 柚子がのどの痛

セロリレタス粥のレシピ ( 2020/10/14の朝粥 )

とろとろのセロリと、シャキシャキのレタスの食感がたのしめるおかゆです! 春が旬のセロリとレタスには体の熱を取る作用があります。 体が冬仕様になってきたのに、急にあたたかくなって、体がほてるような……気温差で身体に熱がこもった感じ……そんな時に眠気やだるさを感じやすいので、主に春夏が旬の熱を取るのが得意なお野菜をいただくようにしています。 季節や旬を意識するのも大切ですが、もっとも大切な基準は自分の身体の状態です。必ずしも旬ではない食べ物は身体に悪い!というわけではないの

海苔みつば粥のレシピ ( 2020/10/13の朝粥 )

ミツバは日本原産のお野菜です。 和食に登場するお野菜と思い浮かべると、しいたけ、大根、なす、しょうが……いろいろ浮かんでくるけれど、実はどれも外国からやってきたお野菜。 日本原産のお野菜は、みょうが、わさび、そしてミツバなど、たった20種類ほどだそうです。 そんな和食に欠かせないミツバを、ただの飾りと侮るなかれ。 血流促進効果、肩こりや肌荒れの改善、ストレスの緩和など、魅力的な効果がたくさんあります。 そして、一緒に合わせた海苔には鉄分が豊富。 ミツバと海苔を一緒にいただく

アジアン肉団子粥のレシピ ( 2020/10/12の朝粥 )

冷蔵庫の隅に、ナンプラー(ナムプラー)はありませんか? 出番の限られるナンプラーを小さじ1杯ほどおかゆに加えるだけで、途端にアジアンな風味に仕上がります。 豪華にみえる肉団子も、実はビニール袋の中に具材を入れてもみもみ作ったのでらくちんです。 ボリュームのわりに低カロリーですので、カロリーコントロール中の方にもおすすめのおかゆです。 ナンプラーのエスニックな香りと、ジューシーな肉団子で、元気がふつふつわいてきます。 ナンプラー香る「アジアン肉団子粥」 生米からつくるの