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サプライズプロポーズ

Aloha!

みなさんお元気ですか?早いもので2月ですね。今回は最近撮影リクエストの多いサプライズプロポーズについて書きたいと思います。

プロポーズは基本予期してない時に起こるから、サプライズプロポーズというとなんだか変な気もしますが(笑)、アメリカでは片膝をついて指輪を提示するのが定番のプロポーズです。さてそれはどのくらい「サプライズ」なのかという話をよく聞かれるので、私のお客さんの経験談から話していきましょう。

私は男性側からサプライズプロポーズをしたいのだけど、その瞬間を捉えてもらえないかと撮影の依頼をしていただくことがあります。男性がどのような感じでどんな場所でその大きな質問を聞きたいかのヒアリングをした上で計画を立てるのですが、私がもともとフォトグラファーとして撮影にきて、撮影中に実は!ということもあれば、わからないように隠れていてプロポーズした瞬間をスナイパーのように狙って、落ち着いた頃に彼女が気付く、なんていう場合もあります。

先週最近撮影したカップルは、アメリカ本土からハワイに旅行に来ていた人たちでした。フェイクの「ハワイの絶景が見えるフォトツアー」を申し込んでいて、プロポーズ場所へ歩く行程でちょこちょこ撮影して行き、ビーチについて人が少ないところに移動する頃に後ろからビデオグラファーとバイオリニストがこっそり合流。いい場所についた頃、二人にこう言う写真を撮りたいからこうしましょう〜と指示を出して、彼女が集中している時に彼が片膝をついてサプライズをする、と言う流れでした。サプライズが終わった後は、地元で待っていてくれていた友人たちとFacetimeをしてみんなで喜んでいました:)

こういう撮影をする時にはいつもサプライズが終わった後、彼からのプロポーズを予測していた?と女性側に聞くのですが、大概は「そろそろかなと思っていたけどまさか今日この時だったとは思わなかった」「結婚のことは話していた」という答えが大概です。

結婚は日本よりも個人主義であろうアメリカでも家族とのつながりを大切にする人、伝統を重んじる人はたくさんいます。それに婚約指輪を選んだりかったりする時もちゃんとYESと言ってくれることが大体わかっていないと動きにくいですよね。アメリカ人男性は、事前に彼女と結婚の話をしていたり、彼女の知らないところでご両親に結婚の承諾をもらっていたり、指輪のサイズやデザインを友人や本人からリサーチしていたり、実は準備周到なんです。

だから時々「撮影していてNoって言われたことある?」と聞かれるのですが、今までありません:)面白いのは、男性はやっぱり緊張するんですよね。こんなに大きな質問をするんですから。だから普段とちょっと違ったり、「ん?なんかおかしいな」って女の子が感じてしまうことは結構な割合であるんです。でも、そういう時には「もしかして??!」と思っておかしいけど何も言わないでおこうって汲んであげるんですよね。彼には彼のペースがあるし、計画していた瞬間を台無しにしないように。この日も、いつも写真が嫌いな彼がなんでフォトツアー予約したんだろうって思ったって言っていたのと、普段歩く側じゃない方を歩いてってお願いされて(指輪がポケットに入っているのを知られたくないから)なんでだろう?って思ったけど言わなかったと言っていました。そりゃあ「パカっ」てするためのでかい箱が入っていますから、男性は気づかれないようにするのは至難の技ですよね。

ちなみに日本人の女の子は特に美意識が高いと思うし(私もその一人)、やっぱり好きだと思えるリングを欲しいですよね。最近はプロポーズ用のリングも日本では売られているなんていう話を聞きますが、大切なリングってそんなにたくさんいるかなと思ってしまう。付けられる指は一本しかないし。じゃあ女の子側はどんなことができるのか。私のお勧めは、何かのタイミングで好きなデザインの話をしてみることです。

例えば、「友達が彼女に送るためのリングを選んでて相談されたんだけど、見てみたらたくさんあったけど私はこういうのが好きだった。あなたはどういうのが好きなの?」と会話に出してみる。もしくは、直接的でもいいのなら、もらえるならこういうのがいいな〜と事前に言っておく。友人の例で言うと、彼女に「XXのブランドのなんて高いから買わなくていいからね!」と言われたことによってそのブランドのことを知り、喜ばせたいとそこのリングを買ってサプライズしたら大層喜んでもらえたのだそう。彼女の戦略、うまいな〜と思ってしまいました(笑)。

そんなこんなのプロポーズ。撮影する側としては、こうして男性が頼んでくれる女子は幸せ者だなと私はいつも思います。人生でトップ5には入るであろう幸せな瞬間。一瞬で過ぎ去ってしまうからこそ写真や映像に残すと思い出を色あせずに思い出すことができる。驚いた彼女の表情、二人の嬉しそうな表情、その日のお天気や周りの情景、そんな思い出を残せる撮影を私はお勧めします!計画したいけどどこから始めればという人がいたら、ぜひマスタープランを話し合いましょう。連絡待ってますよ!

最後に、最新のプロポーズの様子をお送りします。お楽しみください!

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