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スペイン サンティアゴ巡礼について

本日もお疲れさまです。YUKIHITO です。

今日は自分が大学時代に挑戦したスペインにある世界遺産、

サンティアゴコンポステーラへの巡礼『Camino de Santiago』についでご紹介していきたいと思います。先日の記事でなぜ自分が巡礼を行ったのかや、そのおよその費用などは記載しているので、今回は実際のところ、きになる言葉や、巡礼中の生活について話していきたいとおもいます。

今でこそ、スマホが発達していて、いつでもどんなところでも調べたりすることができるかとおもいます。

そして、今の時代が時代なだけに、たくさんの人が留学経験がある中、スペインでの巡礼はかなり特殊なのではないかとおもいます。実際、アメリカやカナダに留学していた友達から聞いた話でも、日本人はたくさんいたそうです。 

しかし!!スペインでの巡礼中にあった 日本人はおよそ3人(同じ時期に歩いていた人は他にもいたかもしれないですが、実際にあってしゃべった人はそれぐらい)でした。


歩いてる時も、休んでいる時も、ご飯を食べる時も最初の方はほぼ一人です。正直寂しい感じはありましたが、そこは旅の醍醐味、歩いていく中で、巡礼の中で、友人を作ろうと自分からひたすら話かけてました。ここで、 なんとかしゃべってみる、とりあえずやってみるみたいな、勇気は培われたのかなとおもいます。

言葉は通じないながらも、そこは人間、ましてや、同じ巡礼路を歩く同士です。歩いている目的は違えど、苦しい難所を乗り越えてきているからこそわかるし、孤独感を感じているからこそ分かり合える巡礼者同士の心のつながりみたいなものがあります。

自分は、フランスのピレネー山脈の麓から歩き始めましたが、最初の方はほぼ一人で歩き、次の2〜3日はそこで友達になった韓国人と一緒に歩いていました。お互いしゃべるときは英語でしたが、母語ではないし、そこまで得意でもない、身振り手振り、ケータイの翻訳機を使いながらの会話でした。

食事は最近日本でも人気のあるスペインバルで食事を取ってました。朝は何も食べずに6時頃から歩き始め、最初の街を通りすぎるところのバルで、カフェラテと、パンなどの軽食を取っていました。お昼頃には目的地に到着するので、宿の順番待ちを勝ち取ったら、身支度(洗濯とか、昼寝)をしたら、その日友達になった巡礼者とバルで食事(巡礼路都市のバルには、巡礼者ようの特別メニューがあって、5ユーロくらいでちょっとしたコース料理が食べられます。)をとってました

朝ごはん

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時には近くのスーパーで、食材を買い、みんなで持ち寄ってパーティをしたり、パスタやニンニクを買い宿のキッチンなどで調理して食べていました。

ある日のランチ

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食事の時に絶対に仲良くなった方がいいのは、韓国人です。韓国人パワーは恐るべしです。日本人には滅多に会わなかったけど、韓国人には毎日のようにあっていました。そして持ってる持ってる、白米。味噌。コチュジャン。日本でも馴染みのある食材ばっかり。一緒に宿で調理をする機会があり、久々に食べる白米の味は忘れられません。涙が出てきて、韓国人の友達に笑われていました。

日本人で集まってご飯食べてたら、巡礼者仲間が大集合

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世界中からこの巡礼路を歩きに来ているため、共通の言語はないに等しいです。巡礼者同士は英語や母国語、また、友達になった先の出身国の知っている言葉を言うだけで友達になれます。

言語は生きている。外国語は本の中だけでの言葉ではないと感じた瞬間でした。わからなくても、言葉が出なくて伝わる時は伝わります。

だってみんな人間だもの。

次回は、実際に歩いたスケジュールをご紹介できたらと思います。


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