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みずたまPublicRelationsラボ●○

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その時々に日本国内のパブリック・リレーションズの関係者と一緒に考えたいテーマについて綴っています。 byみずたまラボラトリー https://www.mztm.company/
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#コーポレートコミュニケーション

原点回帰?ニュースレター型メディアに見るメールを使ったコミュニケーションの可能性。

昨年からメールを使ったコミュニケーション、つまりメルマガ、ニュースレターに注目をしている。きっかけはnoteでも何回か紹介している、ポートランドの地元のスーパーNewSesonsMarketからのメールに出会ったことだった。 事例はこちらに書いているので興味があればどうぞ。 ここでも紹介したサンクス・ギビングの休業のお知らせ、COVID−19への対策など、お知らせであっても型にはまるものではなく、自分たちの方針や考え方を明確に提示してくる。お客様に迎合することはなく、でも

これからのPRパーソンに求められること。繋がり(コミュニティ)の質と意義の見直しと再構築。

先日、久しぶりにPRのイベントに参加した。参加したイベントはこちら。 25,000人もの人が視聴し、みんなでこれからの時代のPRを考える2時間半を過ごす、という貴重な体験をさせてもらった(主催のPR Tableのみなさん、ありがとうございました)。 イベントのレポートは上がると思うのでそこで話された事は置いておいて、このイベントを迎えるにあたり、私なりに考えたことを備忘録として2回に分けて綴っておきたい(一部イベントの中でも話したこともある)。 1回目のテーマは「繋がり

COVID–19時の企業ステートメントに見る、これからのパブリックコミュニケーション

新型コロナウィルスは多くの企業に何らかしらの影響を与えている。 在宅勤務への移行、それに伴う仕組みの整備といったMUSTで優先される社内事項の話はここではしない。企業として外部に発信された、新型コロナウィルスに対する企業の姿勢や考えを伝えるステートメントの事例をいくつか紹介したい。久しぶりのPR視点の記事であり、私の琴線に触れた個人的なピックアップだ。 移住して顧客とのコミュニケーションの在り方を再考した米国に移住して、企業や店舗が休業日に出す顧客へのお知らせのコミュニケ

社会における「政治」(官)と「企業」(民)と「メディア」の役割ってなんだっけ?備忘録

先日こちらのPRのカンファレンスに参加して考えたこと、話したことを備忘録として残しておきたい。 2点あり、そのひとつめはこちらにまとめた。 https://note.com/kayom/n/n83880cd78623 私がこれをしたい、ではなく彼らのためにやる。Giveの精神から始まる繋がりだ。これが「コミュニティ」の本来のあり方だったよな、と改めて思ったのだった。 PRパーソンが個人、事業、そして企業と何かの繋がりをつくる時、その主体のためではなく、社会のため、見え