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最近読んだ子供の本で面白かった3冊に共通する3点のこと。

最近読んだ子供の本で面白いと思った本3冊

1.Harry Potter 1冊目 

2.Tinder  サリーガードナー 

3.Operation Bunny  サリーガードナー

共通点3つ ①1ページ目に、面白いなー、変わってるなーこれっていう、短い一文がある。 ②異質なものが何かによって交わりあうか、逆転する。貧乏と金持ち。ノーマルと妖精、魔女など。 ③場面、場所がどんどん変化する、全体が短い。

まず手短に②の説明、異質なものが交わって葛藤があるところにストーリーってできやすいなーと、改めて思いました。子供の本だと魔法など。大人の本だと、時代が変化するとき、戦争、金持の没落、貧者の発展、交わりと葛藤、そういうところにストーリが生まれやすいのかなとも思う。(こりゃ、司馬遼太郎の読みすぎか~)

①の1ページめの面白い短い一文について、それぞれ。

1.Harry Potter 物語のはじまりの一文目。「Mr and Mrs Dursley, of number four, Privet Drive, were proud to say that they were perfectly normal, thank you very much.」この最初の文で、おおっつ~って思った。Thank you very muchかーって。文章短くてリズムもいい(私にも読める~)。これから逆にノーマルじゃない人がでてきそうという期待感も持たせてくれた。

2.Tinder 物語のはじまりの一文目。「Once in a time of war, when I was a soldier in the Imperial Army, I saw Death walking.」なんだよ、いきなりDeathっていう強い言葉で始まるのか!しかも、見開きの右ページ一面、骸骨が立っている絵。その後、その状況の詳細説明でその戦争が1642年にあった現実の戦争だと分かり、2ページ目に「That was when I saw Death.」となっている。まず短くインパクトのある1文目で読もうかなと思った。

3.Operation Bunny はじめ10行で、デイジーとロナルドの若いカップルが郊外のプール付きの家でリッチな生活してます。でも、子供が授かりませんでした。って書いてて、11行目で、隣家のおばちゃんが、子供を授かるには、こうするのよ「The cheek of the nosy old bat. As if you get anything by wishing」と出てきて、えっつ、Cheek of the nosy old bat??、なんかおもしろそう!と思った。

1ページ目ちょろっと読んだときに何かがヒットしないとなかなか次読めないなーと思いました。昔小さいころはそうでもなかった気もするんだけど・・、むかし大好きだったホビットの冒険なんか、じわじわ面白くなっていったけどなー。一番最初は母親が読み聞かせてくれたから、面白くなるまで我慢できたのかなーとも思う。


③ スピード感、短さについて。Harry Potter、1冊目は物語全体が短く、1つ1つの文も短く、場所も変化する。簡単・スピード感抜群。2冊目以降どんどん冗長な感じになったけど、まあ、シリーズだからと読む。ほか2冊も、テンポよく、場所が変化する。短い。(←主観か?) 場所がどんどん移動する冒険物語はテンポはやくて面白い~。

小学生のとき好きだった指輪物語も、比較的短く簡単なホビットの冒険の続編だからと、長くても読んだんだろう。やっぱりはじめは短く、テンポが速くて、どんどん場所が変化するほうが面白い。まあ、私がいらちだからっていうだけかも知れないけど。

インパクトあって短い1文って、なかなか書けるものじゃないんだろうな。すごいや。



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