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現在地報告書②(12/13)<不登校の小6の女の子限定おしゃべり会>

末っ子娘(小6、不登校)と私は、こんな企画を動かしています↓

前回の報告は11/21。それから3週間も経ってしまいました→前回の報告書

娘と私の現在地をひと言で表現すると

「迷子」

です。

たくさんの人に会い、たくさんの情報をもらい、すてきな活動の数々に圧倒された3週間でした。知らなかった活動や居場所がたくさん。そう、「私と娘がやりたいことなんて、もう既にあるんじゃない?」「私たちがやりたいことなんて、意味ないんじゃない?」なんて思うほどに。

この3週間でお会いした主な方々は以下の通り。

・まんぷく小屋
・ポップコーン(まつどみらい会議で)
・ティンカーベル(まつどみらい会議で)
・よっけ塾
・さくら広場

✔まんぷく小屋でわいわい!(11/22と11/30)

まんぷく小屋主催者のよっちゃんはとても気さくな方。娘の気持ちややりたいことを丁寧に聞いてくださいました。その上で「初対面の女の子同士でいきなりおしゃべりって難しいと思うよ」「どうしたいのか、具体的に考えた方がいいよ」とのアドバイスももらいました。

「初対面でいきなりおしゃべりはハードル高い」という点については、陣が前わいわい食堂主催の水村さんにもアドバイスもらっていたこと。水村さんからは「ホットケーキ焼いて食べる会にしたら?」との提案もありました。

既にリアルな場を立ち上げて継続していらっしゃる方の言葉には力があり、問題点のあぶり出しもリアルで、「なるほど、そうだよね!」という気づきがたくさんありました。

まんぷく小屋に2回目にお邪魔した時はこども食堂の開催日で、ちょうど5、6年生の女の子が集まっていました。さらにその中に不登校の子もいて、娘はあっという間に溶け込んでわいわいと楽しそうにやっていました。

なんだか、この時の体験が「おしゃべり会、できなくってもいいかも」という思いにつながったような…「おしゃべり会」という形に何が何でも結び付けなきゃ、という頑なさが溶解していきました。

✔まつどみらい会議での出会い①Popcorn Matsudo(12/2)

まつどみらい会議は毎年この時期にまつど市民活動サポートセンター(サポセン)で開かれている、何か始めたい人のつながりを作る場です。詳しくはこちら↓

文化ホールで毎週土日に開かれている、中高生のフリースぺース「Popcorn」の方と「知り合うことができました。対象年齢は中高生とのことですが、6年生の娘も「来ていいよー」とのことでした。

その柔軟な姿勢に私たちの「限定」が引っかかってしまったのは言うまでもありません。「限定する意味、あるのかな」は初めからあった自問でしたので、拍車がかかりました。もちろん、来年中学進学を控えての話や、この年齢の女の子ならではの話ができたらな、という思いはあるのですが…

Popcornでは次の週末クリスマス会が開かれるとのことで行きたかったのですが、娘本人の習い事がかぶってしまい、行けませんでした。残念。普段の活動日にお邪魔しようと思います。

✔まつどみらい会議での出会い②Tinkerbell(12/2) 

午後の部でのテーブルトークで同じグループになった大学生の男性がいて、ポスターもあったのでお話を聞かせてもらいました。今度新しく立ち上げる教育系シンクタンクとのことで、子どもたちの学習会や政策提言会なども行うとのこと。娘が興味を示していました。

一般に言われがちな「子どもらしく」の枠を超えた集まりに、私も興味深くお話を聞きました。12月中旬にHPが立ち上がるとのことで、今日改めて検索したら出てきました!↓

✔よっけ塾さんにお邪魔しました。(12/8)

小金原の学習支援と子ども食堂をしている「よっけ塾」主催の高橋さんに、娘と一緒にお会いしてきました。

私たちの話を丁寧に聞いてくださって、たくさん意見をくださりました。子ども食堂などの主催の方とお会いするたびに思うことですが、皆さんほんとうに「子どもの気持ち」を大切にするんですね。娘の気持ちもゆっくりと聞いてくださりました。

頂いたご意見は
・限定しない方がよい
・限定しても私たちのほんとうの望みに行きつかないと思う
・あちこちの居場所に行ってみると良い
・たくさんの出会いの中から仲良しが見つかるというのが良いと思う

とのことでした。

正直耳に痛いことも多く、結構しょぼくれて帰ってきました。しかし、実際にあちらこちらの居場所や子ども食堂にお邪魔して、今、娘の世界が急激に広がっていることを考えると、それと並行して「限定のおしゃべり会」があることは悪いことではないのではないか、とも考えています。

✔さくら広場に遊びに行きました。(12/10)

11/20にもお邪魔したさくら広場へ、今度は遊びに。

もともと女の子が集まると聞いていたので、娘とわくわくお邪魔しました。元気な声が飛び交っていて、ちょうどいらっしゃっていた「たのたのじゅく」の新井さんといろいろお話をすることもできました。

集まった子どもたちでケーキを焼いており、娘もバターを溶かしたり仲間に混じりました。炊飯器に流し込んで焼いたので、娘は目を丸く。オーブンじゃない…楽しく過ごせたようで「また行きたい」と話しています。

他にもいろんな声を、サポートを頂きました。

私のnoteを読んでくださった方がSNSやたまたま会った時にいろんな声をかけてくださいました。「やる時はうちの店のスペース使っていいよ!」と言ってくださった本屋さんとか、「やる時は自分も参加してみたい」と言ってくださった歌手の方とか。

他にも「あの企画、どうなってる?」って会った時に訊いてくださるとか、それだけでもう、ありがたくて元気が出ます。そして、なおさら、「なんにも決まっていない現状」に娘と私は小さくなっているように思います。

現在地=迷子です。

今後やっていきたいこと
・あちこちの居場所に参加して友だちを増やす
・今出会えているお友だちとの仲を深める

やりたいこととして。これは確かです。複数の居場所にお邪魔して、居心地の良さを知ったので、今後も参加していきたいと娘は言います。私もすばらしい考えで運営されている主催者の方と出会えて、もっと知りあいたい。

その上で、「おしゃべり会をどうするか?」が娘との課題です。

・居場所巡りで充分?
・居場所巡りでお友達を探せばいい?
・限定を取り払って、再度内容を練る?
・限定のまま内容をもっと具体化してみる?
・今出会えているお友だちと小規模で開催して、開催実績を作ってしまうと集まるかも?

見事なまでに「迷子」です。

一度思い切って動き始めてみたことなので、娘も私もすぱっと「辞めよう」とも思えませんし、まだまだ「やってみたい」思いが強くあります。

さあ、どうしよう…

悩んでしまって、この報告もなかなか書けませんでした。でも、悩んでいることをオープンにしたら、いくつもの出会いと打開策が現れたのは、前回の報告でも書いたこと。今度も何かいいことあるかもしれない…なんて。

方向転換するにも、「おしゃべり会はしないけれど、やっていきたいこと」にシフトするにも、娘と私の考えを前向きにまとめていきたいです。その助けになるのではないかと、なーんにも決まっていない今回の報告を書いてみました。

というわけで、報告にもならない報告になってしまいました。どんな方向で決まっても、また報告書、書きます。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

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