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9月に読んだ、NPO、市民活動団体の広報に活かせそうな記事3つ

私はパトラン松戸チームという市民活動団体に所属している。パトロールをしながらランニングをする活動をしていて、私ももちろん走るのだけれど、走る以外に広報的な仕事もしている。(パトラン松戸チームのnoteはこちら

なぜ「的な」なのかというと、役職名が「SNS担当」だから。でもあれこれとやらせてもらって、最近は「SNSを中心になにかやってる」状態になっている。(私がやってきたことはこちら

そんな広報かじり、駆け出し広報の私が、広報としてやりたいことややれそうなことを探すために、ここひと月ほどで読んだ記事を3つ紹介したい。

◆その前に「企業活動との違い」の話

どうしてわざわざ「NPO、市民活動団体の」と銘打ったかというと、やはり企業とこれらは違うと感じるから。利益追求というわかりやすい軸がある企業活動と、理念を軸にするNPOや市民活動団体は違う。

紹介する記事の中でも語られていたけれど、自分たちの団体の理念や現場に接している優位性と、そこから生まれる差別化や特殊性を見失うと、これらの団体は一気に迷走する怖さがあるように思う。

迷走を防ぐため、理念や優位性を常に自覚しておくためにも、広報が果たす役割は大きい。もちろん外向きの情報発信を効果的に行うことによって得られる団体へのリターンは言うまでもない。

その怖さを念頭に置いたうえで、企業向けの広報活動のノウハウから学ぶことは多い。だって、消費者や市民は企業活動もNPO,市民活動も区別して見ていないから。区別しない舞台で魅力を発揮できる団体であるべきだから。


記事①:NPOは「情報発信」にどう向き合うべきか?望月優大氏に聞いた3つのポイント

これは実はひと月どころではなく前に読んだのだけれど、やることに迷ったら読みに行く。この記事で私が得たことは、
・情報発信に正解はない
その上で、
・発信する情報の土台は団体の価値
・目的に即した発信ツールややり方の取捨戦選択が大事
・情報発信に近道はない

記事②:「広報戦略はトップと握るべし」ベテラン女性広報が語る、目標設定のプロセス

Logmiの書き起こし記事なので、読むのに気合が要るけれど、私は以下がキーワードとして心に残った。
広報は課題解決のために行動する
・広報の仕事による変化には半年必要、評価は半年ごとに
経営トップとのコミュニケーション最重要課題
・社内で信頼を得て、共通イメージを作るのが大事
・広報担当=「情報を使って何かいいことをするひと」になる
・広報には「守り」の側面がある。リスクへの想像力を鍛える必要

記事③:本当はひみつにしたいけど…全部見せます!心に残るnoteの作り方

主題は「コーポレートブランディングに活かすためのnoteの使い方」。noteを活用してパトラン松戸チームの広報をしている身としては必読。特に後半が響いてきた。
・季節、時事、Twitter反応が良い記事が読まれる
・目次とキラーフレーズ、大事
・TIPS系は数字の入ったタイトル!エッセイ系はエモさを追求するべし!
・毎回シェアしてくれる社内ファン大事!

まずは「note編集部のおすすめ」を目指したいと強く思った。

おまけで読んだ記事:写真のひと工夫で記事が変わる。フォトディレクション基礎知識

写真大事!なのはわかっていてもなかなか手が行き届かない!これから少しずつやっていきたいこと。

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