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答えを生きる

前回の記事では、
日本の農業を守ることは、消費者を守ることであり、そのためには、政府による支援が必要だと、記しました。
しかし、政治が悪くても、私たちが答えを生きることはできるはずです。



家庭菜園から始めよう

小さな土地があれば、タネを蒔くことができます。育てた野菜をいただくことができれば、その分だけ、確実に自給率は高まるのです。
それを多くの人が実行すれば、意味のあることになるでしょう。
そして、なんといっても楽しいことです。

うまくいかなくても、タネを蒔き続けよう

もちろん、いつでも順調というわけではありません。
収穫するはずだった野菜が消えていたり、うまく育たなかったり・・・
悲しくなることもあります。

引きづられていた里芋の茎
かじられた胡瓜
胡瓜の茎の根本
割れたスイカ

それでもタネを蒔けば、新たに芽が出て、花が咲きます。

「たとえ明日、世界が滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える」

ルター(ドイツの宗教改革社)

自然の豊かさを信頼しよう。

思い通りにいかないことがあったとしても、
それ以上にたくさんのタネを蒔けば、新鮮な野菜が食卓を賑わせてくれます。
そしてお裾分けも可能になります。さらには、販売して収入源にもなるのです。

次の言葉は真理です。

『豊かに蒔く者は、豊かに刈り取る』

(聖書:Ⅱコリント9:6)

大切なのは、お金ではなく、命の糧

労力に見合う収入が得られないことが、農業衰退の原因の一つと言えます。
だから、政治による介入が必要ですが、
その上で、命の糧だから、育てることに皆が関わっていく、
そういう姿勢を取り戻すことが必要だと思います。
お金にならないことを軽視する風潮が問題でしょう。
江戸時代は、国民の大多数が農民でした。
それが本来の社会の有り様です。

感謝を忘れずに

農産物が安く手に入るとしても、その背後には多くの労苦があります。
夏の暑さ、冬の寒さの中でも、外での作業をしてやっと手に入るのが、
農産物です。
ありがたいことです。

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