勝手に日報(ここ数年の誕生日編)
(一昨年書いて下書き保存していた記事を加筆し、やっと公開します。当時の問題意識に、ある種の答えがやっと見つかったので。ふー)
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アラフォーとか、言う人今でもいる?
アラサー
アラカン
色々あります。たぶんみんな言いたいだけ。
Around 40(フォーティー)
40歳周辺?
ですね。なんか、「20代のころは」とか最近よく言ってる気もするので、これがアラフォーかって感じです。
少し年上の従兄弟に、「Facebook見てるよ。かよちゃんは、やってることがあれだね、若いね」と言われて
まじで「そうなの!?」と思いました。
Facebookには演奏会の告知しかほぼしていないので、演奏会は若者のすることなのでしょうか。否
年上の従兄弟は、今、周りのお年寄りたちの介護に追われていて、また、彼の優しさに周りの大人は甘えている節もあるし、私もその1人なのです。
彼の実家は民宿をやっていて、久々に電話越しに話しましたが、両親も高齢だし、もうとにかく人のことで奔走している日常を送っている様子でした。
そう思うと私は、確かに20代の頃と変わらない、自分主体の日々を送っているかもしれません。
それが良い悪いということではなくて(たぶん)
なんだか結構、いやもう全然かも
気になりません…
そう、年齢が気にならなくなってしまいました。
29歳の頃は、なんか結婚とか、仕事とか色々考えていたし、未来に期限を設けたりして何かに取り組んだり、当たり前にそうしてた気がします。
年を経るとともに、なんだか期限を切ることだけやめて、ただ毎日を生きるようになったのかも。
期限を決めても、いざその期限がきたとて何が変わるわけでもないことを知ってしまったし
人の命が儚いものであることも、体感してしまった今
そういう「目標」や、「期限」に対してどんどん興味が無くなっていきました。アラフォーがみんなそうとは思わないけれど
ある一定の達観というか、「こういうことね」みたいな不動の精神が以前より少し育って、少しのことでは今やっていることをやめたり変えたりしなくなった。みんなそうなのかな
「年を取ると、自分を変えるのが難しくなる」場面にいくつか遭遇し、そしてそれをも忘却する道程を目の当たりにして「こういうことね」は、よく言えば「40にして惑わず」、悪く言えば「諦め」みたいな
そういう境地というか感慨に至りました。
これがアラフォーなの?
昔から「落ち着いてるね」とはよく言われてきたので、周りからは変わらなく見えるのかもしれません。
ライフステージも変わってないから尚更おなじ
26歳と同じことしてるかもしれません。
でも
はたと気づけば26から数えると約10年、確実に日々を経ているということ、その間にこの世から去った命も、新しく生まれた命もたくさんあるということ
私も確実に死に向かって歩いているし
刻一刻と
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そうなんです。
アラフォーになりたての私は、上記のようなことを考えていた。達観とか諦めとか、40歳周辺の人間の心理について考えていたんですね。
それすらどうでも良くなった今が、答えなんだなと感じると共に、当時も考えていた「アラフォーってなんだろう」って言う問題意識?気になっていたトピック?すら忘却してこの記事は下書き保存されたまま、1年は過ごしたことを鑑みるに
私の人生には、アラフォーになった時には既に答えが出ていたのだ。
という仮説
その答えとは、「音楽と共に生きていく」ことですが
たしかに、26歳からやっていることはほとんど変わらず、今もただ一生懸命仕事をして、休んで、日々を生きています
ただ
ひとつ変わったことは、過去へのトリガーが増えたこと。モノ、匂い、空気、場所や人
先日、横断歩道を渡る群衆を車から見ていて道ゆく大学生くらいの人を見て「あの頃の○○に似てるな」と思った、思ってしまった。そんな自分に驚いた。何あの頃の○○って!別の人やし!関係ない人やし!
確実に思い出が蓄積されている。今より過去にフォーカスする機会が増えているのです。これは、変化がない日々の副作用のようなものだ…
もしかすると
自分が思うより積極的に変化に向かっていかないといけないのかもしれない。完全に過去に生きる前に
アラサー
アラフォー
アラカン
言葉で時間を括って、人は時間軸の選び直しをする機会を作ってるのではないでしょうか。
もーアラサーだよー、!
アラフォーってこんな感じかー。
アラカンだなんて信じられない!
みんなの今という時を思う。この世には同世代という仲間がたくさんいるもんね。緩やかなグラデーションのように重ねる時間の中で、すべての人が自由に生きられて、さまざまな時間が気持ちよく交差する世界が見たいなぁ
ここからの10年でどう変われるか。時間と共に変化することもしないことも、抗わず生きよう
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