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新たな一歩

先ほどプレスリリースを行いましたが、この度私は、株式会社Ollo(オロ)の取締役会長に就任しました。株式会社Olloは、工場での作業を高精度に解析する画像認識ソフトウェア「Ollo Factory」を開発・提供するAIスタートアップです。

なぜOlloなのか

昨年10月に、「そろそろと再起動」というタイトルで、今後の大きな方向性についてお話ししました。これまでの経験を活かすために、ソフトウェアに関わる仕事をしていきたい。一方で、これまでよりも活動の領域を広げ、何らかグローバルに関わる仕事をしたい。そして、AIに関わる仕事をしたいとお話ししました。ソフトウェア × グローバル × AI、これを満たしているのが、Olloだと考えています。

AIの可能性

3月の「弥生社長の愚直な実践」の最後の記事では、「今のAIは所詮弱いAIでしかないけれども、実は人間の活動の90%程度はカバーできるのかもしれません」と書きました。そして、上記の10月の記事でも、「今のAIは『弱いAI』であり、決して万能ではありません。ただ、人間もいつもいつも創造性を発揮しているわけではないということを鑑みると、実は人間の活動のかなりの部分をAIが担えるようになってきていると考えています」とお話ししました。

しかし、実は今では、上記の考えを改めなければならないと考えています。時間に余裕のあるこの機会にということで、昨年秋から、AI(特にDeep Learning)について学んでおり、昨年秋にはG検定に合格、そして今は2月のE資格受験に向けて勉強を続けているのは、これまでもお話しした通りです。実はこの勉強を通じて、AIの本当の可能性を理解することができたと感じています。

確かに今のAIは「弱いAI」ですが、いずれは「強いAI」が生まれうる。それがいつなのか、そしてどのように、という点はまだわかりませんが、強いAIが生まれうるということは確実だと考えるようになりました。

私の世代でAIが人間を超越したイメージといえば、"The Terminator"です(最近の映画でいえば、"The Creator"ですかね)。ターミネーターをイメージすると、恐ろしいものに感じてしまいますが、強いAIがどのようになるのかは、これから人間がどのように考え、どのように行動していくか次第です。そう考えると、なおさら、傍観者ではなく、その責任ある発展に直接的に関わりたいと考えるようになりました。

一方で、AIの会社といっても、顧客の希望に合わせカスタマイズされた技術を提供するコンサルティング系の会社と、自社の技術を自社のプロダクトとして提供するプロダクト系の会社に分かれます。今の日本では前者の方が多いのですが、私としては、自分の弥生での経験を活かせるのは後者だと考えていました。昨年春以降色々なお話しがありましたが、私がこの会社であれば、日本の、そして、世界中の製造業を大きく進化させることができると惚れ込んだのが、株式会社Olloです。

まだまだ語りたいことはありますが…

まだまだ語りたいことは山ほどあります。株式会社Olloという会社はどんな会社なのか。Ollo Factoryというプロダクトは何がすごいのか。なぜ自分で会社を興すのではなく、既存の会社を選んだのか。なぜ社長ではなく、会長というポジションを選んだのか。私が惚れ込んだ川合健斗はどういった人物なのか。

とはいえ、私と株式会社Olloの旅は始まったばかり。これから時間をかけて、じっくりとお話ししたいと思います。



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