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Coldplay @ Tokyo Domeに行ってきた

だいぶ冷え込んできましたね。ランやバイクのトレーニングに気合いが必要になってきました。もっともこれぐらいの気温だと動き始めれば寒さは感じないですし、むしろ結構汗をかきます。

一方で、今週金曜日に札幌に行くのですが、土曜日の札幌の最高気温は-1℃とのこと。さすがに走れませんよね。札幌の皆さんは、冬場のトレーニングはどうしているのでしょうか。

私のColdplay歴

11/7(火)に東京ドームで開催されたColdplayのライブに行ってきました。私のColdplay歴はまあまあ長く、最初にアルバムを買ったのは2作目のA Rush Of Blood To The Head(邦題は静寂の世界)ですからもう20年近く前になります。その後3作目のX&Yも買いましたが、この頃はまあまあ好きなバンドの一つという感じでした。

その後しばらく聞かない期間があったのですが、完全にはまったのが2015年のA Head Full Of DreamsHymn For The Weekendという曲がつぼにはまりました。実際にアルバムを買ったのは2017年とちょっと遅かったのですが、そのタイミングで読んでいた村上春樹の「騎士団長殺し」とイメージが密接に絡み合っています。

これでColdplayは私の中で、最も好きなアーティストの一つになりました。ただ実は、Coldplayとは何者なのかは今回のライブまで全く知りませんでした。Coldplayというバンドは知っていても、そのバンドのメンバーは全く知らない(笑)。普通ボーカルの名前ぐらい知っていそうなものですが、今回、Chris Martinという名前を初めて知りました。アルバムのカバー等にメンバーの写真がないから、というのもありますが、それだけ純粋に音楽性で好きになったということでもあります。

東京ドーム

今回の会場は東京ドーム。東京ドームでのライブはいつぶりなのか、全く記憶がありません。前身の後楽園球場でMadonnaのライブが中止になった苦い思い出はあるのですが(1987年、笑)。

東京ドームの収容人数は約55,000人。あれ、前回、K-Arenaは20,000人で世界最大級と書きましたが…。これはK-Arenaは「音楽専用の会場で世界最大級」というのが正確な表現です。実際今回の東京ドームでは反響音も目立ち、音響面ではベストとは言えませんでした。アリーナの座席もギチギチに詰めたパイプ椅子ですし(どうせ立ちっ放しなので座り心地は別にいいのですが、とにかく狭い)。

ただ、今回のColdplayのライブは、そういった会場のマイナスを十分に補える素晴らしいものでした。

That's entertainment!

いやもう素晴らしかった。とことん楽しませてもらいました。とにかくビジュアルがすごかった。画像だけでなく、紙吹雪がふんだんに舞ったり、大きなボールが宙を飛んだり。前回のSam Smithでは、観客がスマホのライトをつけたところが感動的だったと書きましたが、ColdplayではLEDが仕込まれたリストバンドが配られ、観客も自動的に演出の一部になります。

しかしビジュアル以上に素晴らしいなと思ったのは、観客を巻き込むその力。ライブはHigher Powerという曲からスタートしたのですが、Chrisが観客に向かって"You've" got a higher powerと歌いかけると、もう皆で熱狂。一方で、ライブ中に観客の女性(とそのお母さん)をステージに呼ぶと、彼女のリクエストに応じてO "Fly On"を弾き語り。これは観客皆でしんみりと聞き入りました。

スタージも3つ(正面のA、真ん中のB、会場後ろのC)用意され、できるだけ多くの観客が近くから見れるように配慮されています。今回私は頑張ってアリーナの前方の席を確保したので、Cは逆に後方遠くで見えにくくなってしまい、ちょっと残念な部分もあったのですが、少しでも皆を喜ばせたいという思いが伝わりますから文句は全くありません。

AステージからBステージに移動する時にはこんな近くに見えます
Human Heart @ Bステージ。後ろには観客のLEDリストバンドで作られたハートが見えます。

元々Coldplayの曲には飛翔感(聞いたらわかります)があって好きなのですが、最高の演出と合わせ、本当にドームの皆全員で別の世界にトリップしたような特別な時間を過ごせました。いやあライブ最高です。

次は

次のライブは、来年1月にEd Sheeranです。どうしても行きたいということで東京と大阪の両方で申し込んだのですが、ラッキーなことに両方当選。ということで、東京はもちろん、結果的に大阪旅行も実現することに。

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