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この4年間ドイツにいたという奇跡(1)

イギリスEU離脱

この4年間、イギリスは激動でした。

2016年、国民投票で英国EU脱退が決まってしまいます。ありえないと思っていた結果になってしまい、イギリス中、世界中が驚愕したできごとでした。

その後、イギリスは、「ありえないと思っていたEU脱退」実現のために迷走しはじめます。なにしろ予想してなかったので、EU脱退の国民投票はしたものの、可決された場合どうするかなんてまったく考えてなかった、寝耳に水的な状況。

もう「脱退するする詐欺」かと思う国会の迷走は、側から見ているとまるでコメディに見えるほどした。EUとの話し合いも噛み合わなすぎて大人の交渉と思えないレベルで笑い話にもなりました。でも、他人ごとでない人にとっては人生を変えるほどの青天の霹靂、笑ってる場合じゃありません。

イギリスに永住することを決めていたのに、「EU離脱するなら祖国に帰る」と移住した人も多いです。EU離脱前に、イギリスから英国外EUへ移住してしまった人もいます。逆にEUからイギリス移住を決めた人もいます。

政治によって多くの人生が覆されました。イギリスにいた人にとっては、このどっちつかずの状態がずるずると続いたことは辛かっただろうと思います。いつ離脱するのか、どうなるのか、ビザはどうなるのか、年金とかどうなるのか・・・いろんな、現実的な自分の生活に直接関わる問題が、自分の意思とは違うところで揺れ動き、どうなるか予測不能の状態が3年以上続き、その不安定な状態に自分をおかなければならなかったのですから。

2016ー2020という期間

私は、国民投票でEU離脱が決まった2016年にドイツに移住しました。その後、英国外から、イギリスの様子をハラハラしながら見守っていました。でも、言うなれば、もう蚊帳の外なのです。私には影響がない。

2019年秋、擦ったもんだの末に、EU離脱が2020年1月31日に実施されることが決定されました。

賛否両論あるとは思いますが、多くの人にとって「やっと決まった」と、安堵の気持ちがあったと思います。

そして私は、EUを離脱し、移行期間中の2020年にイギリスに戻りました。

私のイギリス→ドイツ→イギリスの移住は、ちょうどEU離脱の混迷時期と重なっていましたが、政治とは全く関係ありません。ドイツへ移住するとき、「EU離脱するからドイツへ行くの?」と何人からも聞かれましたが、全然関係ないです。たまたま、私たちが自分の人生のためにした決断でしたが、偶然、イギリスのEU離脱騒動を避けるかのように、イギリスが混迷をきわめていた時期にタイミングよくドイツにいることになったのです。

現地にいたら、きっと、ものすごいストレスだったと思います。でも、うまい具合に政治のゴタゴタによるストレスに人生を左右されずにすんだ。

ありえないくらいすごいタイミング・・・と思います。

でも、私たちにとってもっと重要なことが、この時期ありました。この2016年ー2020年の間にイギリスにいたら、私は、きっとボロボロになって潰れていた。そう思うことが。そのことについては、次の機会に書こうと思います。


おまけ

2016年は、トランプがまさかの当選をしちゃった年。2020年。アメリカ大統領選で、トランプ政権も終わってほしい・・・。


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