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【0日婚】付き合ってない男に結婚迫った結果、秒速で婚姻届提出できた話

はじめまして、かよちゃんです。

11月22日に結婚しました!

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(はじめての投稿がこんなことになると思いませんでした……)

タイトルどおり、「付き合ってない男に結婚迫った結果、秒速で婚姻届を提出する」というめずらしい体験をしたので記録に残しておきます。

アカシアを聞きながら、まったり読んでください。


結婚の経緯

そもそも、「なぜ結婚したのか?」「なぜ相手が "よねさん" なのか?」 ということです。

理由は単純で、結婚したいな〜と思ったときに、思い浮かんだのがよねさんだったからです。

結婚にはあまり興味なかったのですが、私生活・仕事・自分自身の人生、すべての煩わしさに嫌気が差しているとき。

「オラ、結婚してえ!!!!!!!!!」

と、夜にふと思い立ちました。

特に相手はいなかったけど、今から最速で結婚したい。今すぐ籍を入れたい。めんどうなことをすべて省きたい。欲望しかない。

彼氏になりたい人と出会い、お付き合いまでして、私の嫌なところも見てもらい、相手の嫌なところも理解した上で、ご両親とも良好な関係を築きながら、ゆっくりと仲を培って結婚をしていk・・・・そんな時間も余裕も一切ありませんでした。

だって今結婚したいから。

そんなときに、共通の時間を最も多く過ごしている人を思いつきました。酸いも甘いも知っています。それがよねさんです。

ということでよねさんに電話しました。

かよちゃん「お疲れ様です〜。すみませんが、結婚してほしいんですけど大丈夫ですかね??」
よねさん「ん、いいよ〜」

これがプロポーズなんですね…。

ということで、結婚が決まりました。

本人曰く、おもしろさが勝ったそうです。この後に無料の姓名判断サイトで名字を決めて、その日は終わりました。テキトーな人生すぎて、今不安になってきました。

翌日、改めて対面で話しました。

私が勢いで結婚を迫ったこと、嫌なことがあったこと。よねさんは、電話で察していたようでした。

だからこそ、いくつか確認されました。

「かよちゃんは本当に大丈夫なのか? バツがつくときのデメリットは問題ないのか? 友人にも相談した方がいいのではないのか?」

カウンセリングでしょうか??

とても前向きな私は、すべてを言わなくても、考えていることを理解するレベルまで達しているんだ!!!! と思い、「そのままオネシャス!!!!」と返事をして本格的に結婚について動くことになりました。


なぜ相手が「社長」なのか?

「酸いも甘いも知っています。」と結婚経緯に書いたのですが、これはKAI-YOUに入る以前からの友達・先輩でした。

KAI-YOUという会社に所属して5年。
「会社の社長と結婚する」と書くと、周りからは驚かれるのですが……出会ったのは18歳からです。

同じサークルのOBとして知り合ってから、遊びも仕事も一緒にやってきました。

※過去写真を探した結果、mixiで発見※

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卒業している先輩ながらもイベントごとで会う機会は多く、学生時代は一緒に遊んだり、遊ばれていたりしました。

そして私は卒業後、東京から岡山へ行き、新卒ライフを送っていました。

新卒2年目になる頃には、将来への漠然とした不安を抱えてTwitterで暴れまわってた私をKAI-YOUに誘ってくれたのもよねさんでした。


よねさんの友達と突然福岡に行った時
(KAI-YOU誘われる前)(デブ)

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社長に誘われたのだから採用されるものだろうとKAI-YOUの面接を受けに行ったら、即日で不採用になったことはまた別の話で書きます。

KAI-YOUに入ってからは、アパレルショップをやったり、音楽イベントやったり、テレビ番組やったり、六本木ヒルズで展覧会をやったり……。 

Webメディアにとどまらないプロジェクトをnoteに書ききれないほど一緒にやってきました。

年間245営業日・8時間・5年間となると………ざっくり計算で1万時間も一緒にいるので、お互いのクソクソクソクソなときも、絶好調なときも理解できていると思いました。 働き盛りな私には、私生活の不安は些末なことです。

私が突然パニック障害になってしまったときも、仕事面でサポートしてもらっていました。

打ち合わせ前のタクシーで発狂したとき、「この子パニック障害なんです!!」と運転手に伝えて無理して降ろしてもらったことは今でも感謝してます……。

これからも付き合ってく病気だからこそ、いつかは結婚する人に話さねばならないとは考えてました。しかし、よねさんは目の前で見てるので、説明する手間も省けました。

病気のことは結婚報告で書くことなのか? と悩みましたが、まぁいいでしょう。

とにもかくにも……

今すぐ結婚する相手としては不足なしです。

ここまで書いてて自分の身勝手さに震えてきました。


0日婚を目指して

誰の役に立つのか、そして正しいのか全くわかりませんが、秒速で結婚するための4ステップを書いておきます。

1. 親に報告

結納・顔合わせ的なものは行わず、お互いの両親に電話でご挨拶しました。

ご時世もありますからね……。ご時世も……。

ご両親にな、会ったこともない相手を受け入れてくれたことにとても感謝しています。かよちゃんって呼んでくれます。

今は親戚となる皆さまには結婚報告をすべく、ハガキの年賀状を中学生ぶりに作成しています。

結婚写真撮ってくれる人を探してます。


2.会社に報告

会社への報告周りはよねさんに任せていました。
ドッキリを疑われるし、なによりも爆笑されました。よかった。

「私から結婚してほしいって頼んだんだよね」って言ったら、だいたいのスタッフから「そうでしょうね」と言われたのが印象的でした。

周りから私はどのように見られているのでしょうか???


3.指輪を買う

指輪を買ったときが一番祝われました(某ブランドの店員に祝われました)。

スタッフ全員から祝われるだけでなく、シャンパンまでいただいて、写真まで撮影。完全に浮かれてしまいました。指輪を買ったときが一番祝われました。

この勢いでSNSで報告。

さらに勢いは加速して、指輪と合わせて香水も買ってもらいました。


4.婚姻届を出す

意気揚々と指輪をつけて、そのまま区役所に行きました。
無論、婚姻届を出すためです。

しかし、奇しくも日付は11月22日。いい夫婦の日。

区役所周辺では婚姻届を出すカップルと、声優イベントに向かうポタクたちでごった煮状態でした。

わたしたちの整理番号は88番。3時間待ち。ここはディズニーか?

この時間を使って、事前にそれぞれが書いた婚姻届を最終チェック。抜け漏れがないかを確認。

警備員の方にフォトブースに案内され、一通り記念撮影を終えると、区役所担当者が書類をチェック。今後の流れについて説明を受けて終了になりました。

土日にも関わらず、書類を預かるだけじゃなくて、チェックまでしてくれるんですね。区役所なめてました。すみません。ありがとうございました。

そんなこんなで「結婚 完」です。

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なんだこの写真。「私たち結婚しました」ってめっちゃウケる。


0日婚の反省点

一連の作業を終えた結果、反省点をあげるとしたら、写真を攝るというイベントが多いので、メイクと服をしっかりとするべきでした……🐯

最も苦労したことは、婚姻届を出すために、戸籍謄本を本籍地から取り寄せることでした。

必要書類が多く、自堕落な私生活のせいで、取り寄せに2週間以上費やしました。とはいえ請求依頼を出してから、役所の方々が1営業日で対応してくれています。役所の気合を感じました。いつかお礼したいです。


SNSでの反応

交際期間0日、かつ結婚しそうもない(あるいはできない)二人が結婚したということで、関係各所からお祝いと驚きの声をいただけました。

【ご報告】と書いて、個人的なライフイベントを共有すれば間違えなくSNSが伸びる。

結婚準備をしている間に二人で最も盛り上がったことでもあります。実際にどちらがアクション数を稼げるのかという競争をしていました(わたしはシャンパンを飲んでから諦めました)。

私が血眼で書類チェックをしている中で、悠々とSNSに興じるよねさんを見て、心強さと"なんか嫌い"という気持ちを覚えました。

実際にSNSでは予想以上に多くの人から祝われて、笑われて、驚かれて、想定していた感情とは別のものが生まれてきました。

尊敬している方々を驚かせることができて嬉しかったのです(いつも驚かされる側なので)。

これからはもっと驚かせられるような、笑えるような仕事と人生をみんなと共有したいな〜って考えるきっかけになりました。

ちなみに、よねさんの妻としてカードゲーム「MtG」に理解のある人なのか? とMtG界隈から言われてますが、私は全く理解がなく、隙あらば「マリガンしますか?」と煽り文句として使う人間なので、期待しないでいただければと思っています。


入籍してみた今

そんなこんなで「オラ、結婚してえ!!!!!」と奮起した結果、無事夫婦になったのですが、日常生活は特に変化はありません。

一緒に働いて、今日あったことをLINEして、一緒に住む場所を探しています。1日8時間一緒にいるのが、1日12時間くらいになったのと、土日に会うようになりましたが、特に嫌気がさすこともないです。

一緒に桃鉄やったり、家を探すのは楽しいです。
一緒に住んでいないので、家事でのケンカもありません。

苦手なこと、得意なことを半分ずつやりながら、平等を目指して生きていこうを目標にしてます(堅実)。

私生活で悩むことは格段に減ったので、仕事はもっとがんばろうと思いました。

交際期間0日なので、一緒に写ってる写真が少ないのが悲しいですが、これからたくさん写真と思い出を作っていきます。

【追記】

一緒に暮らすことになったのでamazonでほしいものリスト公開してます。
優しい民はどうぞよろしくお願いします……。

https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/YWUN9VYKRJ5U?ref_=wl_share


最後に、唯一見つけた写真で締めます。
長文にお付き合いいただきありがとうございました!

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