”終わった恋”からの気づき
つい最近、新しい恋が始まったみたいだと書いたばかりなのだけれど。
もう終わってしまった。
彼との間で起きた出来事のおかげで、
私はいろんなことに気づくことができた。
埋もれていた自分の欲求
忘れていた感覚
”終わった。”といっても、
「じゃあこれで終わりにしましょう。」と確認し合ったわけではない。
ただ、終わったと感じている私がいるというだけ。
でも本当は、
もうずっと”終わった感”は私の中にあって、
それでも
「いやいやもうちょっとがんばろうよ。」
と、自分と折り合いをつけながら引っ張っていた。
ここまでは。
ここまでやってから。
学びというか、
なにか成果を得ようとしているというか、
なんとなく、
”これができるようになりたい”があって、
彼との関係性を断ちたくなかった。
とはいえ、
あまりにも心が痛くて、時間を置きたいと伝えたことはあったし、
その時にすでに私には無理だなぁと感じていて、
さらには、そのちょっと前にも私とは合わないかも。と思ったりもしたし、
それでも、
彼との関係性から得られる私自身の発見や変化はとても面白くて、
もう少し諦めたくないという気持ちだった。
この数日は、
「終わってます。本当はもう終わってます。」と独り言を発してしまっているのに、
「いやいや、もうちょっとがんばれ。」と打ち消しながら粘っていた。
でも、もう本当に終わったな〜。と実感をしていて、
もういっか。な気分になってしまった。
昨日、もう黙っていられなくなって、友人に電話。
2時間くらい聞いてもらった。
前回からの諸々を話して、二人で大爆笑しながら発散。
私のダメさ加減や、
社会性のなさ。
世間とのかけ離れた感覚などを全部聞いてもらって、
一緒に笑って、
大爆笑して、
笑いで吹き飛ばす感じで話しまくった。
それでほんとに確定した感じ。
口に出したから。
誰かに言っちゃったから。
終わってみて、
何が起きていたんだろう。
とか、
何が私に必要なことだったんだろう。
とか、
振り返っていたのだが、今日少し答えが見えてきたので自分へのメモ。
そもそも、
彼と関係性を持続していることに対して、
「私の本当の動機はなんなんだろう。」
と、ずっと考えていた。
私が彼との関係性で感じたいもの。
顕在化されている目的や動機ではなく、
潜在的に何を求め、それを求めている動機はなんなのかが知りたかった。
今日、なんとなく見えてきた答えは
「価値を感じたかった。」
ということ。
きっと、「私は価値ある人間だ。」と感じたかったのだ。
ここにきてもまだ、自分を無価値だと思っている私がいるらしい。
彼は自分でビジネスをしている人で、
そこそこの規模の企業のオーナー。
そんな彼が私を好きになってくれて、
私に尽くしてくれることで、
自分は価値があると確認できたのだろう。
しっかりとした経営者で、
自分の人生を好きなように謳歌できる彼を
価値ある人間だと私が位置付けて、
「価値のある人から愛される私」を自分の付加価値としようとしたのだろう。
それに気づいた今日だから、
今、思うのだ。
彼から愛されなくても私の価値は変わらない。
この恋が始まってから、
私はいつもの私ではなくなっていた。
眠れないし、食べれないし、
そして、鬼の便秘。
なにやっても出ない。
眠りたいし、食べたいし、うんちもしたかった。
一人でいる時のように強く、
いつもの私で彼と向き合えていなかった。
彼のことが少し怖くもなっていた。
そして、
彼から嫌われてしまうことが怖くなっていた。
もう終わってるよなと思いながらも、
執着してしまったのは、
自分が無価値になりたくないからだった。
まだこんなに不安な私が私の中いるのだ。
いつも自分に声をかけてあげよう。
そう思った。
大丈夫。
私は私のままでいい。
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