当日スタッフから見た「DesignScramble」
新卒デザイナーの福田です。
11/24に全日行われたデザインのイベント『DesignScramble』に、私が働く株式会社ビズリーチも参加しました。
私はSNS広報担当として、1日中スタッフをしていたので、今回はスタッフ視点で見た『DesignScramble』について書かせて頂きます。
- DesginScrambleとは
今年初開催となる、渋谷を舞台にしたクリエイター・デザイナーのためのデザインフェスティバルです。
『Design Scramble』の会場は、渋谷にある企業のオフィス。
IT・デザイン・ファッション・メディアアート・飲食…と、業界の垣根を超え繋がった企業(約20社)が企画した催し物を楽しみながら、1日を通してデザインに触れ合うことができます。
現場で活躍するクリエイターの話を聞いたり、ワークショップを通して専門の技術や知識を身につけたり、トークセッションに参加することで自身のキャリアに新たな気づきを得られたり…。また、普段は開放されていないオフィスへ遊びに行けたりします。
参加企業は下記の通りです。とても豪華です。
- ビズリーチでは
ビズリーチでは9つのコンテンツを用意しました。以下で紹介します。
【LiveDesign】
スクリーンに投影されたデザインがリアルタイムで作られていく様子を応援しながら楽しむコンテンツです。会場は開始10分前には満員になり、立ち見の人も居ました。
当日Twitterで使われたハッシュタグ#LiveDesignには「デザインのスピードもすごかったですし、After Effectsを使いたくなりました」「凄すぎて涙出てきた」「プロセス観れるの本当に良かった!」といった感想が寄せられました。
【Liveものづくり】
新卒デザイナー3人がリアルタイムで作品を完成させていくコンテンツです。こちらは手で触ってものを作ることにフォーカスしており、和紙アクセサリー・電子工作・イラストレーションと三者三様のものづくりをしていました。また、LiveDesignよりも来場者との距離が近いコンテンツだったので、来場者の方とお話しながら作っていくなどの交流も見られました。
【デザイン経営カイギ】
全7社の登壇者と来場者の方たちで作る座談会コンテンツです。今年5月に経産省と特許庁から発表された「『デザイン経営』宣言」について話し合います。デザインのチカラを、いま以上に企業活動に活用し、社会に価値創造や課題解決をもたらしていくために、各企業で取り組んでいることや、そこで培った知見を共有し合いました。
来場者の中には熱心に耳を傾ける方やメモを取る方が多く見られました。「ビズリーチのデザイナーめっちゃビジョナリー」「ロングバージョンもやってほしい」といった感想も頂きました。
『ポートフォリオ相談所』
持ち込まれたポートフォリオを、ビズリーチのデザイナーがその場で直接レビューするというコンテンツです。グラフィックデザイナーとプロダクトデザイナー2人でのレビュー体制だったので、より多角的なレビューが貰えたようです。併設されたビズカフェでは、ポートフォリオ相談所でレビューされた内容を、その場で反映させている熱心な学生の姿が見られました。
『サービスデザインワークショップ』
公募で集めた社会人や学生に向けてやった約2時間のサービス設計のワークショップです。少人数開催のため、来場者とのコミュニケーションが密に行え、内容の濃い2時間となりました。また、ビズリーチのデザイナーがどういったプロセスでプロダクトを作っているかのアピールにもなりました。
『bar born』
フォントをテーマにしたカクテルをふるまうコンテンツです。開始前からTwitterで話題になっており、開始直後には長蛇の列が出来ていました。
会場内ではカクテルを手にした方々がフォントについて熱く語り合う様子が見られました。
『LiveCode』
リアルタイムでコーディングをしながら会場内に流れるサウンドとビジュアルを変えていくというコンテンツです。昼間とは異なる雰囲気の会場は、『bar born』で提供されているカクテルを飲みながらコーディングを眺めたり、デザイナー同士の交流を深めたりと『DesignScramble』を最後まで楽しむ方達で溢れていました。
『ビズカフェ』
カフェは時間帯によっては行列も出来るくらい大盛況でした。「美味しいコーヒー飲めるし、波と海の音の演出が良い」といった感想を頂きました。
ビズリーチのオフィスには海があるので是非見に遊びに来てください。
『ノベルティの配布』
ノベルティはステッカーとPCが入るサイズのサコッシュを用意しました。たくさんの方に受け取って頂き、特にサコッシュはイベント開催前から話題になっていました。
「13インチが入るなんてめちゃ良いデザイン」「オシャレだし便利」といった感想を頂けました。
- 私の当日のお仕事について
私は当日Twitterの中の人という役割をしていました。
アカウント@BIZREACH_Designのテンションがいつもと違うことに気づいた方も居たかもしれません…私です。
そして、これが、かなり大変でもあり、面白くもありました。
約20分に1ツイートを目標にして当日は動いていたのですが、その20分の間に撮影・編集・作文をやらなければなりません。
当日は全体を俯瞰しながら被写体になりそうなものを探し、慌てながらも慎重に写真を編集し、時間を気にしながらツイートするということを20分に1回。8時間繰り返していました。(ちゃんと休憩はもらってます)
Twitterの中の人ってすごい!何度思ったことか…。
毎日ツイートしている企業アカウントの努力と継続力を感じた1日でした。
これに因果関係があるのかは分かりませんが、イベント開催前と比べてアカウント@BIZREACH_Designのフォロワーは1.5倍に増えました。
- DesginScrambleを終えて
当日はたくさんの方にビズリーチオフィスへ来て頂きました。ありがとうございます。開場前はどれくらいの方が来てくれるのか分からなかったため、オフィスがたくさんのワクワクと少しの緊張感に包まれていたことを覚えています。ここだけの話、先輩方のテンションがいつもより高かったです。
正午。開場してみればあっという間。
今年入社したばかりで、デザイン業界のことを毛程も知らない私でも『Design Scramble』の熱量は息を飲むほどでした。
第一回開催にスタッフとして関われたことは死ぬまで自慢します。
「こんなにたくさんの人が同時にデザインのことを考えているなんて最高にエモいね」と同期デザイナーと話しました。
11/24は渋谷がデザインで溢れた日。
最高の1日でしたね。おわり。