見出し画像

TOKYO-DOCAN第9期に参加してみての感想まとめ

初めてnoteを書きます。今まで読み専で過ごしていたのですが、チャンスがあったら書いてみたいと思っていました(まさにコレだ!と思い、筆を取ることに)

さて、私は、6月14日〜7月26日の約1ヶ月半ほど、Startup Hub Tokyo(以下スタハ)が運営するTOKYO-DOCANという起業家育成プログラムに参加しました。

私は、ずっと「起業してみたいな」とふんわり思っていて、でも一歩前に踏み出せずにモヤモヤしていました。そもそも、起業アイデアもコレだ!というものもないし、起業のやり方も分からない、でも起業してみたい、そんなフェーズだったのです。

しかし、突然、自分の力ではなく、周りの環境から一歩踏み出すことになります。

そう、この新型コロナの影響です。リモートワークになり、考える時間も増え、アイデアを練る時間が増えていきました。さらに、前の会社を退職することにもなったので、起業への道がどんどん開けていきました(笑)
(誤解のないように言っておくと、正社員などで就職する道も考えています)

そんなときに出会ったのがTOKYO-DOCAN。TOKYO-DOCANの概要にはこんなことが書いてありました。

■こんな人集まれ!
・将来起業しようと思っている人
・自分の「好き」を仕事にしたい人
・起業アイデアが頭の中でモヤモヤしている人
・起業に向けて動き出しているが、事業化までの基礎ステップを学びたい人

私やん。

というわけで、一歩踏み出すことになりました。

TOKYO-DOCANも審査があります。約3倍〜5倍程度の倍率だそうで、入れてよかったです。

私のテーマ

画像1

私がテーマとしてやろうと思っていたのは、ペットに関する事業プランです。うさぎを飼っていて動物全般が大好きということもあり、飼い主として課題なども明確にあったためです。
(写真はスーパーかわいいと自負している、うさぎのラブくん)

事業化までのステップが分かりやすい

今回、私がTOKYO-DOCANで一番学びたかったことは事業化までのステップです。フレームワークを知ることで、やるべきことが明確になって右往左往しなくて済むと思ったからです。また、それを講義という形ではなく、自分の経験として積めることに魅力を感じました。

実際はどうだったかというと……

めっちゃ大変でした。(当初の目的はしっかり達成しました!)

毎週の宿題が大変

TOKYO-DOCANでは毎週宿題があります。
1週間目は余裕だったのですが、2週間目からは、ユーザーインタビューが待ち構えていました。自分が課題だと思っていることに当てはまるユーザーに毎週インタビューをしていきます。

12人という人数を毎週こなすのは正直きつかったです。ただ、聞いていくうちに収穫も出てきて、少しずつやりがいも出てきたように思います。

ペットを飼っている人に広くアンケートを実施し、120名強の方に回答いただきました。
さらに、うさぎ飼いの方には、ユーザーインタビューを実施していました。周りにうさぎを飼っている友人は0なので、SNSを使って頑張って集めました。

ここで、YouTubeをやっていることが功を奏します。

「ラブくんママですね」なんて分かってくださる方もいまして、インタビューを受けてくださる方がみんなお優しい…どれだけ力になったことか…その節はありがとうございました!

とはいえ、本来であれば、プロダクト案ができた時点で、エンドユーザーだけでなく、メーカーや獣医師にもユーザーインタビューをすべきだったと思います。何も持たない個人には敷居が高く、相手にしてもらえないと思ったので、きちんと営業資料を作って挑もうと思いました。
後半では獣医師の方1名だけユーザーインタビューをできましたが、反応はあまり芳しいものではありませんでした(心が折れそうになった)

メンターが心強い

折れそうになった心をどうにか戻せたのは、メンターの方々のおかげだと思います。TOKYO-DOCANでは、タクトピア株式会社の方やスタハの運営の方々がアドバイスをしてくださいます。

今回はオンラインだったこともあり、講義のあとに毎回5分、さらにFacebookのコメントでアドバイスを頂きました。

調べていったり、ユーザーインタビューを行っていくに従って、不安ばかりが「やぁ!」と元気よく現れます。

「本当にやる意味があるのか」「競合と何が違って何が良いのか」「法律の解釈が難しすぎてどうしよう」「獣医さんはあんまり良いと思ってくれてないどうしよう」など、心が折れそうになるタイミングがたくさんあったのですが、どれもメンターの皆さんのおかげで、どうにか持ちこたえることができたと思います。ありがとうございました!

不安も人に相談して言葉にしないと分からないことがあって、今までは自分の中だけでモヤモヤして終了してしまっていたものが、うまく吐き出せたこととアドバイスがあって、前に進めたんだと思います。

「諦めたらそこで試合終了」なんて、どこかの誰かが言ってますが、諦めなければ可能性はどこにでもあるというのが、体感として分かってきました。

初めてのピッチ、練習しないと良い結果は出ない

さて、私は最後まで事業プランは変えずにピッチまで行きました。人によっては毎週事業プランを変えていました。それもアリというのが良いポイントです。

ピッチコンテストさながらに3分という短い時間の中で、課題感や調べてきたこと、プロダクト、ビジネスモデル、想いを語らねばなりません。

最初はストーリーを作るところから始め、プレゼン資料を作り、ピッチの練習…とやっていくと、

・ストーリーを読むことに終始して時間オーバー
・プレゼン資料がわかりにくい
・「えー」とか「あー」を繰り返す
・場馴れしておらず、立つと震える

などの問題が山積しました。

「あー会社員時代にちゃんとプレゼンとか経験しておけばよかった…」と後悔したのは言うまでもありません。

というわけで、ピッチまでの一週間は毎日30分の練習を欠かさずに頑張りました。3分に間に合わせるために、原稿を何度も書き直したりもしました。人に見て聞いてもらうと、また課題が出てきて、プレゼン資料を直してまた練習して、を繰り返しました。

おかげで、当日はかなり緊張はしていたものの、どうにか形にはなったように思います(自分的にはねっ)

まとめ

ここまでやってきましたが、TOKYO-DOCANは、起業家育成プログラム(勉強の場)であって、本当に起業するかは自分次第です。実際に、「本当にやるの?」とまだ迷っていますし、正直これからも悩み続けると思います。

もし、別の事業プランになったとしてもTOKYO-DOCANでやったことは変わらないことなので、また1から進めていきますし、この先に進めたくなったら、どう進めればいいかはスタハに行けば分かります。

ピッチだって、コンテストじゃないし投資やパートナー探しの場でもなく、実際にはアイデアを発表したに過ぎないと思います。それでも、今できることは本気でやろうと思って、その場に臨みました。おかげで達成感とちょっとした自信に繋がりました。

最後に、第9期をご一緒した皆さんには感謝してもしきれないほどです。正直、頑張っているみなさんがいたからこそ、私もがんばれたという気持ちが強いです。ありがとうございました!これからもよろしくお願いします♡

そしてここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。




よろしければサポートお願いします!いただいたサポートは、これから作るサービスにありがた〜く使わせていただきます。