アジア食日記（１２）タイ｜インスタント麺ママーはタイ人旅の必需品

日本と同様、タイでもインスタント麺、カップ麺はみんなが食べてる日常に欠かせない食品。
タイの筆頭ブランドはMAMA（ママー）。スーパーマーケットやコンビニには何種類ものインスタント麺が並んでいます。

公式HPより

インスタント麺は食堂やフードコートでもメニューにあり、鍋料理やタイスキのシメに入れたり、ヤム・ママーというラーメンサラダもあります。（これ、私も大好き）

ある日のフードコートで食べたオシャレバージョンのママー。パクチー、揚げニンニクがどっさり。美味しかったのでうちで作るときも真似してみたり。

タイ人の同僚とマレーシアに出張に行った時のこと。

夜の会食が終わってホテルに戻り、お疲れ様、と部屋に戻ろうとしたら
彼が突然、「ボスの分のママーも持ってきましたから今取ってきます。待ってて」と言う。
え？何？どうして？なんで今？　事情がさっぱり分からず途方に暮れていると彼はニコニコして戻ってきた。手にはカップ麺を持っている。

公式HPより　タイではこういう広告が許されている

「これ、いつ食べるの？」「寝る前に。ではおやすみなさい。」
カップ麺を手にたたずむ私を残して彼は去っていった。

明日は早くから移動だし、結構かさばるから持ち歩くのもどうかと思うし、これから食べるしかない状況。だいたい夕食が終わったばかりなのに何でカップ麺を食べるのだ？しかも寝る前に？？　これってやっちゃいけないことだよね？？？。（わたくしはダイエット中）
ヤツはとーっても痩せているので問題ないかもしれないけどさ、それでも身体によくないよねー。ブツブツ言いながら、部屋で黙々といただきました。

美味しかったけど、腹ペコの昼間に食べたかったよー。

出張から戻った翌日、オフィスの食事コーナーでランチタイムにその話をしたら、そこにいたスタッフ達は「それはよかったですね。」
「彼は気がきくなぁ。」想定外の反応だったのでした。
どうもタイ人（全員ではないけれど）はママーを食べないと一日が終わらないらしい。

日本人も海外旅行の時にはカップ麺を持っていく人が多いから同じなんですよね。
（2013～2018年撮影）