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東南アジアの風景 (253) タイ|バンコク|700年の伝統|王室御座船の特別展

Royal Barge ‐ 王室御座船はタイでは700年の歴史を持つ芸術的な価値の高い船。
バンコクではロイヤルファミリーの御座船のパレードがチャオプラヤ川で盛大に行われます。
ただし、開催は不定期でラマ9世崩御の後は一度も行われていません。

2019年。御座船パレートが久しぶりに行われるというニュースが。
あら、これは楽しみだと思っていたらまさかのドタキャン。

理由は不明ですが、その代わり王宮広場で展示会をやりますと発表がありました。
日頃は御座船博物館の中で屋根付きの狭い中でしか見ることができない船が運び出されて外で見られるらしい。
まだ雨季の開けない10月下旬の日曜日、王宮まで見に行ってみました。

御座船の全景。初めて見ました。青空の下で見るとまた絢爛豪華さが際立ちます。細かい装飾が素晴らしい。舳先には水の神様ナーガが7頭。

屋根付きの玉座。川とはいえ結構揺れることもあるでしょうに、必死で捕まっていないとアブナイような。。。

こちらの舳先もかっこいい。

タイの伝統技術がてんこ盛り。目の保養になる。

しかし、この日は晴天で容赦ない強い日差しが照り付ける。
30分も見ていると暑さでクラクラ。
エアコンの効いたインドアの展示会場へ避難。
入り口でパスポートを見せて記帳するだけで入場無料でした。 

御座船パレードの様子がミニチュアで再現されていました。

王室職員達の正装。素敵ですね。

中学生のボランティアガイドさんが説明してくれます。
しかし、ゴメンナサイ。私のタイ語能力レベルが低すぎてほとんどわかりませんでした。

見ごたえのある展示でした。

広場では夜のイベント会場の準備が進んでいました。
立派なイベントなのに人がすくないなぁと思っていたら本番は夜なんですね。昼間はとにかく暑いですから。

(2019年撮影)

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