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『愛される前に愛して生きる』エッセイ-01

愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい愛されたい・・・・・・・・・・。
誰も抱きしめてはくれない。
私自身を抱きしめようにも力が入らない。
目の前の存在しない”誰か”に救いを求めている。

乾ききった、この心と身体。
蓄えられている脂肪とは裏腹に、まるで砂漠のよう。
いくら愛を与えても与えても、乾ききってはすぐに欲してしまう。
愛の器の底にも穴があいていて、至る所から流れだすのだから。
できそこない!
できそこないなんだから!
この顔も、身体も、声も、感情も、感覚も、流れる涙でさえ
価値がないものだと、そんな風に

(あれ・・・
いつからなんだっけ。
こんな風になっちゃったのって。)

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