(ネタバレ全開)魔翻訳 68〜75章(ざっくり感想)

多忙で霊圧を消さざるを得なかったのですがぼちぼち読書感想文再開できそうですやったー。
2月からずっと魔翻訳に取り組めなかったのでその間魔道祖師アニメ版制覇して原作読破してました。ネトフリで陳情令も配信になったのでちょっとずつ見てる。忘羨の関係性、媒体みんな違ってみんないい。番外編(香炉)は初読直後これが公式の書籍に載っている事が信じられず、一晩置いて「夢…?」ってなってからもう一回読み直した。夢じゃなかった。夢じゃなかった…!!!!

何回読んでも刺激強すぎるし何回読んでも公式なんだよなぁ…。こんなすっごいもんが日本語で読めるなんて現代を生きてて本当に良かった。

おかげで墨香先生がお書きになる物語への理解がとても深まった気がします。オッケー誰も信じちゃダメって事だね!!もう誰も信じない(地獄)!!!!

68章〜75章までは感想書けなくなる前に読んでて、うっすら分かってたんですよ。ああ、天官賜福「破」始まったな…と。今まで展開してきた多様なキャラクターたちの人となり、彼らの関係性、世界観すら盛大にぶっ潰す流れになってるなって(霊文たま…)。

でも先生は地獄の中でキラリと輝く美しい絆を見せてくれるから…そこだけは信じる…愛とか忠誠を持った人が生きるにせよ死ぬにせよ(せよ!?)その一番大事なものをむき出しにする瞬間、最高なのでもっともーっといっぱい見たいです。魔道ほんと良かった。ええもんたくさん見せてもらいました。お釣りのいっぱい来る地獄は大好きなのでこの先の読書も頑張ります。

ざくっと既読分の感想を(相変わらず全ネタバレ)。

失ってわかる風師ちゃんのかけがえの無さ、読んでる方もへこみつつ4巻が始まっていく訳ですが、すぐさまちっちゃい三郎と奇英くんが加わってなんかほのぼのドタバタ劇が始まって楽しかった。殿下にしばらく会わないようにしよう!て言われたけど気になってどうしても追い掛けてきちゃったのかな〜かわいい。ラッキースケベ風呂桶を鉄の自制心で耐える三郎にニヤ…としてしまう。殿下も風呂姿を晒せないとか、内心だいぶ三郎の事意識しまくってて何よりです。ていうかここで幼児化入れてくる先生のセンスがすごい。前巻で恋心らしきものが芽生えたとともにちょっと上がった殿下の心のガードがちっちゃい三郎によってまた大幅に下がっている事で色々はみ出しかけてるのがとっっっっっても好き。殿下ずっと楽しそうでかわいい。

三郎をからかえて大笑いしてる時の「楽しいってこんなに簡単な事なんだ」って、しみじみいい(そんで重い)セリフだな〜。殿下が800年の間に全部諦めちゃった事を少しずつ三郎のおかげで取り戻せているんだなって。三郎は聞いててどんな気持ちだったのかな〜。言葉に出来なくても胸がきゅっとしてそう。

三郎に服を与えてご満悦してるとこ見て思ったんですけど、殿下って恋人はどんどん飾り立てたい派なんだな。こういう事に積極的なのって、棺桶スケベハプニング(言い方)のとこでも思ったんですけど、やっぱ自分の欲望にとっても素直な人なんだな〜!さすが武神!と変な角度から感心してしまった。育ちの良さもあって自分の欲する所には基本一直線に進んでいけるの生まれながらの王子様って感じで好き。
苦労しまくって諦めてるものはいっぱいあるけど、卑屈にならず根っこの魂は絶対汚れずに生きてる、ほんと美しくかっこいい人だなぁ。
それで、そんな人が三郎に対しては始終もだもだしてんのが堪らん。初恋って甘酸っぱい…。

小さな三郎と一緒の間、ずっとやり取り可愛いし微笑ましいし、基本殿下が油断しまくって距離感間違えすぎてるのがいい。宿屋で君吾に気付いた時髪の毛めちゃくちゃになってるのis何!?何してそんなに暴れたのか詳しく。はちゃめちゃに構われてる三郎の心境も詳しく。

3巻から引き続き割と殿下のターン!という感じなので、三郎が困ったり弱ったりしてる所がたくさん見られるのも嬉しい。そして殿下に私の若い頃に似てるって言われる所で三郎!!!!!ってなった。そうか、三郎は殿下のあの頃の姿が胸にあまりにも焼き付いて、ずっとその光を目指してきたんだね…無力な頃に人生根こそぎひっくり返されるレベルの恋をして、相手は天上の人であまりにも眩くて手が届くどころじゃなくて、でも足掻いて足掻いて強くなって、ようやくその人の隣に立ててんだもんな…三郎…三郎…泣いてしまう…。殿下ほんと責任とって…特に少年の目覚めたばっかりの性をめちゃくちゃにした責任とって(温柔郷)。

ここまで全く本筋の話してないけどもう…ほんとに…出来ない!!!!とんでもない事が起こりすぎてるから現時点では何も…言えない!!!!めちゃめちゃだよもう。
霊文おねえたまと奇英くんと、あと名前ようやく出てきた引玉さんと、慕情風信に剣蘭さんと、ハチャメチャが押し寄せてきすぎてるのでもう大人しくこの嵐に身を委ねるしかないですね…。魔道を通ってきたせいで今は君吾の事を一番疑ってる。もう誰も信じない…!!

あ、殿下がとうとう法器レベルの料理を生み出した所(しかもそれを武器にし始めた所)めちゃめちゃ笑いました。三郎が美味しく食べてくれるばっかりに、殿下の進化が止まらない。

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