ほんわかあたたかほちょのさん 細野晴臣 中野サンプラザ 2019年1月24日

奥さんと一緒に細野さんを見に中野サンプラザへ

ファーストソロ、Hosono Houseをリメイクした新作Hochono Houseの発表を間近に控えたライブということで何をやるかなぁ~とワクワク。

始まるとゆったりオールドタイミーな曲達を。「ダンスホールでカップルが頬を寄せていい雰囲気になって踊るチークタイムだよ~」と細野さん。ちょっと疲れてた心と体もす~っ軽く心地よく。古きよきブラジルの音、バイヨンをやったり、「そういえば北京ダックもバイヨンだよ」と細野さん興味深いMCが。Hosono or Hochono House等からのオリジナルは新鮮な響きもありむちゃかっこよく。後半はノリノリのブギウギやヒルビリーで駆け抜けて。細野さん、「ブギウギ簡単だからみんなもやろうよ。(歌い終わってから)あ、でも歌結構大変だなぁ、やっぱ難しいか」なんて。ベースの伊賀さん、ドラムの大地さん、ギター、スチールギター、マンドリンの漣さん、キーボード野村さん。おなじみの面々との相性バッチリやり取りバッチリ。よきアンサンブルでじっくりがっちりと細野さんの音楽を楽しみあっという間の2時間でした。

漣さんのマンドリン、とっても音色が良くバンドの中でもとっても華やかに響き渡っていました。マンドリン弾きのいるバンドというのもとっても絵になるなぁ、かっこいいなぁと。野村さんのキーボードも音色が面白く、ちょっとエキゾなオルガンっぽい音を出してたり、バンドの音をさりげなく豊かなものにしていました。伊賀さんはウッドベースのソロが入魂、細野さんもほーっと目の前で見入ってました。途中野村さんと大地さんのユニット、グッドラックヘイワと漣さんのコーナーが。グッドラックヘイワはなつかしのポップなクラシックをジャズっぽくカバー。漣さんは楽しみな新作からノリのよいロッキンな1曲を。ライブのよきアクセントになっていました。

細野さん、物忘れやら走馬灯やらいろいろ老いにについてちょっぴりユーモラスにおしゃべり。YMOや昔話もとっても面白く。「あ、今日はお笑いの大御所が何人か来てらっしゃるから面白い話は控えなきゃ」といいつついろいろとお笑いを。いつもながらのいい感じに力の抜けた自然体がとてもかわいくよいなぁと。見てる自分たちもほんわかぽかぽかにこにこ。

Liveという場を、音をバンドみんなが、会場のお客さんが楽しんでる感じは、みてる人々に伝わりよい余韻をず~っとさざ波のように心に残していくもんだなぁと、書いている今も思い返すと幸せになきもちになります。

細野さんの新作、漣さんの新作。細野さん50周年で今年は楽しいイベントとかあるかなぁといろいろ期待や楽しみも抱きながら帰路に着きました。

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