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マンション→戸建て検討記(1/n)

noteの記事はかなり久しぶりです。ゆーすけ@浦和住みリーマンと申します。普段はTwitterで活動しております。アカウントはこちらゆーすけ@浦和住みリーマン(@kayaern)さん / X (twitter.com)

株式会社すんでのプラットフォーム「sunde」にて住まい相談にも乗らせていただいてます。こちらhttps://sun-de.jp/advisors/59rFfBp3q

2019年に浦和で中古マンションを購入し、快適に生活をさせてもらっていたのですが、今回諸々の要素が重なり、浦和の土地を契約し、戸建てに住み替えることになりました。

家が建つのは先の話になるのですが、熱量がある内に記事を書いていこうと思います。

今回は「マンション→戸建て検討の背景・経緯」です。ちょっと前にTwitterスペースで話したことをまとめつつ、補足を加えた内容になっております。

主に「分譲マンションを保有&そこにお住まいで、ニ次取得をご検討の方」、次点で「一次取得でマンションと戸建てを悩まれている方」の参考になればと思っております。

それではどうぞ!

■検討のきっかけ
実は3LDKの中古マンションを購入した時から、なんならその前から「いつか住み替えるだろう」というぼんやりとしたイメージを持っていました。理由は主に二つです。

一つ目は、根拠のない思想的な話ですが、自分が育つ過程でマンションの住み替えを三度経験したこと。

二つ目は、子どもが二人なのでそれぞれに部屋をあてがいながら書斎(テレワークが常態化しているため必要)を確保するために、いつか4LDKへの住み替えが必要になると思っていたことに由来します。よくある話ですね。

前者について、私の家庭の話にはなりますが、親が転勤になった訳ではないものの、より良い周辺環境を求めてだったり、部屋の広さを求めてだったり理由は様々に住み替えを経験してきたことで「家は必要に応じて住み替えるものなんだな」という意識が芽生え刷り込まれていたと言えます。
(住み替え先はすべて分譲マンションで、ここでマンションクラスタの素養が培われたのかも。。)

後者について「じゃあ初めから4LDK買っておけばよかったのでは」という指摘があるかもしれませんが、3LDKの方がファミリー需要としては一般的なので「もし転勤などの事由で急な住み替えが必要になった際も流動性があり手離れがいいのでは」という考えがありました。

基本的に私(妻も含めて)は非常に保守的かつJTC総合職なので「何か起きた際にどうにでもなる住まい・街選び」を重視していました。

浦和を選んだのも、異動などで都内でもオフィスが変わる可能性があり、東西どちらにも出やすいという観点で選んだ節もあります。もちろん交通利便性だけでなく、教育環境や商業利便性も考慮してのことです。
(実際、引っ越してから私は二度、奥さんは一度のオフィス変更があり、今のところ柔軟に対応できています。)

雑に言うと「そもそも常に住み替えを意識していた」ということです。

■マンション→戸建て検討
上記はあくまで住み替え検討のきっかけです。次にマンション→戸建て移行の理由を述べていきます。

この決断は容易なものではありませんでした。今のマンションに不満があまりないので、引っ越す理由も、戸建てをわざわざ選ぶ理由も、直近足元そんなになかったのです。そういう方、多いのではとも思います。

それでも、今を更に充実させるため&将来のことを考え、戸建てを選びました。もう少し言うと、「土地価値に重きを置いた注文住宅」を選びました。この選択であれば、住み替えるに足る理由を見いだせたからです。

そういう意味では「いい土地に出会えたから」というのが最も大きな理由かもしれません。

いくつかの観点に分けて述べていきますが、赤裸々に語っていますので、もし不愉快になるところなどありましたら先に謝っておきます。すみません。ありのまま書いた方が参考になると信じて書いています。

<居住快適性>
・上記の通り、部屋数を増やしての4LDKが必須でした。これが叶います。

・延べ床面積も、昨今の一般的な4LDKマンションより広くなります。

・遊び盛りの子供達の騒音を気にせず、伸び伸びとさせられます。

・夫婦の趣味である楽器も気にせず演奏できます。歌も歌えます。

・欲しい住宅設備を入れられます。(乾太くんなど)

・親を泊めやすくなります。

・秒で車に乗れます。EV充電もできます。

<利便性・周辺環境>
・今のマンションより、駅近になります。(保育園を変えずに済む立地縛りで検討しました、これが非常に難易度高い)

・駅に近づくので、各種駅前商業施設にさらに寄りやすくなります。

・子どもの通学時の安全性も増しそうです。

<金銭・資産面>
・長く暮らす場合、一般的に戸建て(土地価値が主)>マンション(建物価値が主)となります。

・月の手出しは増えますが、土地のリセールはある程度期待できます。(建物はほぼ消費財と捉えてます)

・将来的に子どもに土地を残せればベストです。

・3,000万特別控除を活用し現居の含み益を効率的に取り出せます。

・JTC属性&与信を最大限に活かし、新居で低金利35年フルローンが狙えます。(転職しなくてよかったです)

・フルローンで組む場合、売却益を手元に残し運用が可能など、自由度が高いです。(実際やるかはさておきです、この良し悪しの議論はあろうかと思います)

・ペアローンであれば、3000万特別控除を使っていない奥さん側で新居の住宅ローン控除が受けられます。(これも実際やるかはさておきですが、できると確認済)

・子どもが成人しても住みたいと思えそうな立地で、大学時代の下宿費など節約できるのではと妄想してます。(家というより街の話かもしれません)

・管理修繕費がかかりません。(マンションは共用部に修繕費を支払うところ、戸建ては全て自己占有部にお金を充てられるという心持ちです)

・駐車場代がかかりません。

<時間軸>
・もし住み替えるなら、子どもが小学校に入る前に決めたいと思っていました。

・住宅ローンを組み直すのに、ミドサーの今が丁度よいタイミングでした。

・上記を踏まえて「ここまでに決めねば」という焦りも多少ありました。

<情緒面>
・浦和がとても好きになったので、長く住みたくなりました。

・子ども達に「愛着を持てる地元」を作ってあげたいと思っています。

・「ここ10年の子どもとの過ごし方」が、人生を通じての幸福を左右するような気がしており、いい住まいに今、このタイミングで住みたくなりました。

・人生一度ということで、注文住宅にチャレンジしたかったです。

・「新築」に住んでみたかったのです。

・老後は都内の低層マンションに住みたいです。(何)

いい土地との出会いがあり、上述の観点が以前から考えていたことも含めて散発的に頭を駆け巡る中で、今回決心をした次第です。保守派の中ではリスクを取りにいっている自覚もあります。

再現性のあるノウハウの共有という意味では…

・住宅ローンはやはり労働階級が資産階級になるための蜘蛛の糸と言えるのでは

・土地探しにおいても、SUUMO感謝の正拳突き1万回には意味がある

・常日頃住み替え計画の検討をしながらレディ状態を作っておく

・その上で、何よりもスピード=決断力が重要

などかと思います。
抽象化すると面白味がないですね。。

1点目はマンクラ界隈でよく言われますが、今回真剣に検討&決断をし、改めて実感するところです。まぁ、諸々上手くいくかはこれから次第なのですが。暖かく見守っていただければ幸いです。

戸建ての良さとして、駅距離は多少ありつつも庭や延べ床面積を広く取る考え方が多いとは思いますが、元々根がマンクラ的(≒リスクヘッジ観点での流動性大好き)なので、辿り着いた考え方かなというところです。

※どうでもいい小話ですが、渡辺篤史の建物探訪をかねてより視聴しておりまして、複雑な形状の土地や狭小地に工夫した注文住宅を建てることに面白さを感じていたりもしました。

以前、「僕の私の住宅宗派」というお題でツイートしたところ様々な主義主張をお寄せいただきプチバズしたことがありますが、住まいの考え方は本当に人それぞれですので、これが正解などとは露とも思っておりません。もし参考になるところがあれば、各自お持ちいただければ…というのが私のスタンスです

ここまでお読みいただき感謝です。次回は「土地から注文住宅の苦悩」をお題にお送りする…かもしれません!ではまた。

※ちなみに、冒頭画像は生成AIが作った「浦和を感じる注文住宅」のイメージです。どの辺が浦和?

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