【要注意】避けた方がいいライティングスクールの特徴【初心者ライター】
わたしは最初に選んだ有料ライティングスクールで大失敗をかましました。
3ヶ月で20万円の講座に申し込み、結果的に1ヶ月で受講を取りやめています。返金不可なので実質1ヶ月で20万円払ったことになります。
いやぁ、ホントにやらかしました。
しかし、残念ながらこの業界では「マイナスの評判」が表立って回ることはなかなかありません。
わたしも今回具体的にスクールの名前を挙げることはできません。
でも「こういうスクールには要注意だよ!」と注意喚起をすることだけはできるので、それを記事にしておきます。
大前提!「こういうスクールは危険かも」
めっちゃくちゃ当たり前のことかもしれません。
最初の印象で「自分と合わないなと思ったらやめとけ」です。
会社員からの転職でフリーランスを目指すような人は、基本的にドSでありドMでもある思います。
そんな濃淡入り乱れたエキセントリックでピュアなあなたが、師匠を探すときにはなぜかドMセンサーが働いてしまい「この人とは合わないけれど、これくらいの試練を乗り越えないといけないんだ…!」と思ってしまう場合もあると思います。
それ、ダメなやつです。
人間の本能を舐めてはいけません。
「この人とは合わないな」とファーストインプレッションで感じた相手への印象が変わることは基本的にないと思っていいでしょう。
「この人にならお金払ってもいい…!むしろ払わせて!」と本気で思える人に師事しましょう。
スクール選びを外した結果どうなったか
さて、わたしは思いっきり選択をミスったわけですが。
具体的にどうなったのか列挙していきます。
有料ライティングスクールを選ぶ方はこの逆を選んでいけば間違いありません。
①「好きなときに仕事をする」の罠
当該スクールでは「好きなときに、好きな場所で、自由に稼ごう」というキャッチコピーを推していました。
わたしは割と引きこもりなので、スクール紹介のときに見せていただいたような「ビーチやカフェでキラキラお仕事✨」のようなイメージには特に興味はわきませんでした。
結果としてどうなったかというと……
先生もマジで好きなときにしか仕事してない。
チャットで質問を無制限にできるというシステムではあったのですが、レスポンスが3~4日後というケースがざらにありました。
さらにこちらの内容をめっちゃ適当にしか読んでいないとしか思えないズレた返答しか返ってこなかったのです。
案件に応募する前に「○○について××したいのですが、△△というケースもありえます。こういう場合どうしたらいいでしょうか?」と質問をして、返答が3日後に「いいですね!」だけ。
いや、わたしは質問したのですが?(; ・`д・´)
回答が欲しいのですが!?(; ・`д・´)
そもそも応募には締め切りってもんがあってですね…
そんなことある??と思ってしまいます。
②厳しいと冷たいの違い
お世話になっていた間ずっと「わたし、顧客だよね…?」という感覚が拭えなかったのも辞めた原因のひとつです。
厳しくしてもらえる分には全然構わないと思っていたのですが、単純に「めちゃくちゃ冷遇されている」という感覚が常にありました。
カリキュラムに添削サービスがあったのですが、ドキュメントのコメントには「長い」「なんで?」「不要」の嵐。
これ原文ママなんですよ。マジでドキュメントにこのコメントだけがつきます。
クライアント様からのフィードバックの方がまだ理由をしっかり添えてくださりこちらへの気遣いが感じられるレベルでした。
いや、クライアント様からこの対応をされても「自分が至らなかったんだ、ここから修正して頑張ろう」と思えるのです。
しかし、スクールを名乗っているのであれば「なぜそこがダメなのか」「どう直すべきなのか」の基準を提示するべきなのでは?と思ってしまいました。
わたしはなんとか自力で意図を汲み取って修正できましたが、完全な初心者がこのフィードバックだけで修正してOKラインまで仕上げるのは難しいと思いました。
むしろこのアドバイスだけで乗り越えられるならスクールいらないまであります。
③的外れなアドバイスに疲弊する
当該のスクールには先生が2人いました。
LINEの無料相談から付き合ってくださっていたA先生と、もうひとりのスクール運営者のB先生。
A先生もたいがいこちらの発言を見てないなー、と感じていましたが、B先生はもっと明確にわたしの発言を見ていないのが見て取れるアドバイスばかりでした。
「現在AとBの案件を受けていて手一杯なので、まずはここを頑張りたいです。精度を上げるために書いているもののにアドバイスをいただいてもよろしいでしょうか?」に対して「もっと応募しましょう!」と返ってくるんですよね。
いやいや、だから手一杯なんだって。
「手一杯でこれ以上の応募は無理っす」と返すと「応募して通ったら既存案件の納期を延ばしてもらえばいいですよ」って。
いやダメでしょう(; ・`д・´)
クライアントワークなんてオンライン上の他人に仕事を頼んでいるわけで、期日を守れないライターなんて真っ先にアウトじゃないですか。
百歩譲ってやむを得ない体調不良とかならまだしも「あなたの案件受けてたけどプラスで受けたら間に合わなくなったのであなたの案件は後回しで★」なんて、少なくともわたしの感覚ではありえんです。
④目標がノルマになっていた
これはわたしが「3ヶ月コース」という短期間の講座に申し込んでいたかもしれません。
「いつか月に○○万稼いで本業を非常勤に切り替えたい」という目標を掲げた結果、いつの間にか「3ヶ月以内に月○○万稼ぐ」ことがノルマにすり替わっていました。
途中で「これは後々の目標であり3ヶ月以内の目標ではない」ということも伝えたのですが、多分例によってまともに読まれておらず伝わっていませんでした。
結局「わたしの相談内容なんてまともに見ちゃいないんだな」と感じる大きな要因となりました。
その結果、何を相談しても「あなたには時間がないのだから○○しないといけない」「ノルマまであといくら」という返答ばかりになり、うんざりしてしまいました。レスポンス遅いし。
現在正社員をしているわたしに時間はなくないし、本業でできる範囲で副業をしたい、精一杯副業をしてある程度の金額を稼げるようになりたいということは最初にお伝えしていたはずなのです。
めちゃくちゃ嬉しかった憧れの企業案件を取れたときに報告しても「で、あといくら?」と聞かれてポキッと折れました。あ、無理だこれ、と。
どうすれば良いスクールを選べるか、考えてみた
結果的に当該のスクールは1ヶ月で「無理っす、ついていけません」と一方的に辞めました。
といっても追いかけて連絡する手段は複数あったはずですが、それもなかったのでまぁそういうことなんでしょう。
それはそれで別にいいのです。
問題は「どうすれば良い有料スクールを選べるか?」です。
まだ正解が見つかっているかは分かりませんが、失敗談を元に考えてみました。
①早期決断を迫るスクールはやめよう
当該スクールは最初の無料相談から数日以内であれば大幅な割引をするというシステムを採用していました。
相談者に冷静に考える時間を与えない、とても危険な手法です。
わたしは確か日曜日に相談して、次の火曜日に振り込みをしたと思います。
それでギリギリだったんじゃないかな?
あの数日間は「申し込むかどうするか」でずっと迷っていました。
今なら断言できます。
迷っている時点でやめた方がいいです。
②検索しても出てこないスクールはやめとけ
結果的にめちゃくちゃ大きかったのがこれ。
スクール名も先生の名前も、全然検索に出てこないのですよね。
なにしろ先生の名前は典型的なブロガー&ライターネームの普通名詞数文字なんですもの。
ましてや講座名はお二人のプロフにも記載がないため、マジで引っかかりません。
だから、この記事を読んで「どこだろ?」と思った方もこのスクールを見つけることは不可能だと思います。
先生のプロフに講座名や講座へのリンクがない時点でおかしいだろ!と今なら思います。
マジでやめとけ。
③横のつながりがゼロの講座は危険な可能性も
当該講座では受講生同士の絡みはゼロでした。
いえ、一応Chatworkの「お知らせチャット」に他の受講生の名前がありはしたので、それを元に探せば見つかったのかもしれませんが。
10人くらいいたかな?
ただ、全然接触する機会はありませんでした。
ただ、これに関しては必ずしも必要な要素ではないと思っています。
個人がライターとしての勉強をする場に、仲間が必要かと言われればNOだと考えているので。
ただ、②と③が合わさるとちょっと怪しいです。
実態が見えないのですよね。
先生の発信では順調な報告例がぽんぽん挙がるのですが、何しろ口コミがゼロなので、ぶっちゃけそれが本当なのか分かりませんでした。
今わたしがどうしているか
現在は書帝塾というスクールでお世話になっています。
といっても本業をしながら既存案件を引き受けつつの受講なので、まだ「書帝塾はこうだよ」と言えるほど実態を把握はしていません。
ただ、ここを選んだ理由は明確です。
①口コミが存在するスクールを選んだ
まずここを最優先しました。
SNS上である程度のコミュニティを形成できているという点です。
まだ設立から日が浅く、そこまで広範囲に情報があるわけではないのですが、現役の塾生がリアルタイムで活動しているという点でポイントが高いと感じました。
②塾生同士のコミュニティがある
書帝塾にはChatworkを利用した塾生同士のコミュニティが用意されています。
自由にコミュニケーションが取れるので、ちょっとしたお悩み相談やらライティングから離れた雑談やら、いろいろな話ができます。
リアルでライター業の話は夫にしかしていないので、この点はとてもありがたいと感じます。
Xではできないような具体的な相談もできますしね。
今回私は書帝塾の宣伝をしたい訳ではないのでぶっちゃけてしまいますが、ライターとしての仲間を見つけるというサロン的な目的で入塾したという側面も否めません。
③レスポンス速度と内容の質への期待
最終的に決断できたのは、塾長のまきさんのレスポンスの速度とその内容でした。
別に常にソッコーで返答して欲しいわけじゃないんです。
ただ、スクール業にそれなりのプライオリティを設定していれば、これくらいの期間とレベル感では返事が欲しいなという範囲がわたしの中にはありました。
まき塾長はそれをぶっちぎった速度で、さらに予想をぶっちぎる濃さの返信をくださいました。
まさに、そうそう、これが欲しかったんだ!という感じです。
既存案件との兼ね合いもあって入塾後にはなかなか活用できていないのですが、きっとこのペース感は常にそうなのだろうなと思っています。
まとめ
最初のスクールでは大失敗したわたしですが、この経験がなければできなかったこともたくさんありました。
「わたしなんてせいぜいこれくらいだろう」というマインドブロックをぶち壊していただいたおかげで現在法人案件を書かせていただけているし、今から低価格案件へ応募する必要性がないこともわかりました。
また「自分のためにお金を払うことで自分の中の壁をぶっ壊す」という経験ができたのは、十分に有益だったのではないでしょうか。
この経験がなければ書帝塾にも入っていなかったでしょう。
1ヶ月20万が安いか高いかはさておき。
いい勉強にはなったんじゃないかな(・ω・)
最後にいやらしい仕掛けをしておきます。
ここまで悪し様に言ってるスクールってどこなの!?
少なくともそこは辞めておきたいんだけど!?
という方に向けて。
以下は公的にはスクール名を伏せておくための有料パートにしておきます。
リポストでタダになります。わたしは別にリポストしてくれた人に追撃営業とかする気もまったくありません。
遠慮なくご覧ください(・ω・)
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