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サービスデザインサロン vol.0(1/15) 振り返り ~ナラティブについて~

Xデザイン学校 大阪校にて2022年1月より始まったサービスデザインサロンに参加して思ったことを備忘録的に書いていくnoteです!

【What is デザインサービスサロン?】
2022年1月時点では、Xデザイン学校 大阪校の在校生および卒業生が月に一度程の頻度で有志で集まり、意見を交わす場(の様です)💡
(堤さんを始めとした立案&運営をご担当の方には心より感謝♪)

※Xデザイン学校については以下リンクを参照

0.当日(1/15)のサロン概要

大阪校で講師を務められる先生方お二人から基調講演を頂いた後に、大阪校の2020年度卒業生の3名から「卒業後、学びを踏まえてどのように活動しているか?」のライティングトークを交えながらディスカッションする形式となっていました。当日は、諸状況のため聴くばかりとなりましたが、その中で感じたことを書きたいと思います。

1.ナラティブ...って?(気付きの概要)

今年度(2021年度)においては、Xデザイン学校 大阪校 在学中の身でもあり、その中でも講師の先生方からお話を頂戴しているのですが、その中で特に耳に残っているワードが「ナラティブ」というワードでした💡

■ナラティブ(談話) ※弊員理解による概要
語り手から聴いた話を、聴き手側が"自分の経験を通して想像し、解釈しながら"紡ぐ物語。(聴き手側によって紡がれる物語は異なる)

"言葉"としては何となく理解しつつも、理解が及んでいない様な状況だったのですが、このサロンの中で卒業生のライトニングトークを伺う中で、ちょっとだけ理解が進んだ感覚があったのでそれを書きたいと思います。

ライトニングトークでは前述の通り、卒業生の方が在校時の学びを元に、今取り組んでいることを紹介されていたのですが、お三方それぞれが紹介された"Xデザイン学校時の学びとそれを元にした活動"はまさに三者三様である様に感じました。だからこそ聞く側としても刺激を感じとても面白かったのですが、サロン後に振り返りながら「Xデザイン学校がナラティブな(と呼ばれる)学びの場だからこそ、卒業後の活かし方にも一層の幅が出て、意見を交わす際も面白いのかも」とふと思いました。

2.ナラティブ...って?(気付きの中身)

日頃、自身が"学び"という文脈で触れることの多いのはスキル学習(目的に沿った特定のスキルを習得する学び)ですが、これは先に紹介の"ナラティブ(談話)"に対して"ストーリー(物語)"に位置づけされるものと理解しています。

■ストーリー(物語) ※弊員理解による概要
語り手側で完結した話であり、聴き手側の解釈に依存しない一方通行の物語。(聴き手側によって紡がれる物語は変わらない)

職場でも受講したスキル学習後の効果測定を目的として「どのように活用しているのか?」を相互交換する機会は時々ありますが、その機会では登壇者の冒頭の紹介で「あ~、この人は習得したスキルをこういう感じで活用したんだな (この人は細部の条件を"こう"変えてストーリーに沿って行ったんだな)」と何となく分かってしまうことが多く、他具体事例として参考にはなりつつもどこか物足りない様に感じることが多かったです。

一方で、サービスデザインサロンのライトニングトークは 、登壇者の話を伺いながら「そこに目をつけられたのか (゜Д゜ )!」「そういう解釈もあるのか (゜Д゜ )!」と聞いていてとてもワクワクする場面が多数な印象でした💡

ここで感じたワクワクは、自身が触れる機会が多い"学び(スキル学習)の振り返りの場" で感じる印象とギャップが大きく、ある種の不思議感がありました。ただ、サロン中は「登壇者のバックグランドに幅があるからかな」ぐらいにしか正直思えていなかったのですが、サロン後に振り返る中で、前述の通り「Xデザイン学校がナラティブな(と呼ばれる)学びの場だからこそ、卒業後の活かし方にも一層の幅が出て、意見を交わす際も面白いのかも」とふと気付いた次第でした。

上手く言葉に表しきれない部分もありますが、もう一歩自分なりに言語化してみると「ナラティブな学びの場で得たものを表現し合う中における、それぞれの登壇者の"解釈"に触れる中に、またナラティブな学びの機会があるから面白いのかも」というところの様に思います!

3.ナラティブ...って?(気付きを踏まえて)

この気付きを感じながら、日頃の職場ではストーリー(物語/一方通行)的な学びが多数を占めるのを横目に見つつ、"(卒業後における)ナラティブな学びの機会"としてサービスデザインサロンの価値が自分の中で高まっていくの感じる次第でした!

追記.ナラティブ...って?(この気づきの土台)

この気づきを得られたのは、2021年度のXデザイン学校 ベーシックコースの受講を通じて、発達のための学びにおいては「各員それぞれの学びに "答えとしての学び (画一的な正解としての学び)" がある訳ではない」ということに気づけたからというのが、とても大きいと思います。

一方で、日頃触れることが多い一般的なスキル学習としての学びには、"答えのとしての学び (画一的な正解として学び)"が存在しており、本校への参加前は、「この世には "答えとしての学び (画一的な正解としての学び)"が存在する学びしか存在しない」かの様な認識だったのが自身の実態でした。(少し極端な表現の様に見えるかもですが、本当にそう思ってました ^^;)

本noteの初回投稿後のやりとりを通じて、この1年で自分が得たもの(の一つ)に改めて気づく期待に恵まれたので、本追記を行いつつ、ようやく自身がスタート地点の様なものに立ちつつあることを感じられた備忘録noteでした!

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と、なんだかそれっぽくまとめましたが、ナラティブに関してはまだまだ理解が及んでいないので引き続き深めつつ、サロンにも積極的に参加して自分にとっての楽しみ方を広げていけたらと思う今日この頃です^^
(引き続きよろしくお願い致します!)

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