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自己免疫性溶血性貧血という病気になった3️⃣

皆さんこんにちは。
体調を崩してしまい4日間ほど寝込んでいたため、書けませんでした。
今は元通りになったのでこれからも自分のペースで書いていきたいと思います。


;入院生活が始まる

入院当日。どこに行くにも車を運転してたのだが、今回ばかりはタクシーで病院へ向かうことに。
〝どんな感じかな〟と少し不安な気持ちで入院する病棟へ向かい、看護師さんに案内されて病室へ入る。
採血、血圧測定、その他の説明をしてもらい入院生活最初の食事になった。
〝意外と美味しい〟というのが正直な感想だった。
自分には食事で制限がないので、普通の食事が提供されていたためこれなら入院生活結構大丈夫かもと思った。

初日は初めて尽くしの事もあり楽しく過せたが、21時就寝だったが、流石に〝寝れないよ〟と思った。

この入院の目的は、プレドニンを飲んで免疫を抑え、ヘモグロビンの値を上げ、溶血をしないようにすることである。
自宅でもできそうに思ったが、プレドニン(ステロイド)の量が1日80mと大量で副作用が出やすく、危険な状態になりやすいのでその時にすぐ対応できるように入院することになった。

入院中の1日の過ごし方はご飯を3食食べ、薬を服用して、大人しく過ごすという生活をしていた。シャワーも指定された時間に毎日浴びれたので、家にいるのとあまり変わりない生活を送ることができた。

体調の浮き沈みはあったが、概ね悪くなくなることもなく順調に治療が進められて、数値も体の調子も日に日に良くなるのを感じていた。
途中、隣のベットの患者さんがコロナに感染してしまって病室を移ることもあったがコロナに罹ることこともなく、過せたのはホントに良かったと思う。

気持ちの面でも浮き沈みがあり、動けるのに動いちゃ駄目というジレンマに発狂しそうになったりもしたし、体が楽になってくると早く退院したいと強く思うようになったり感情のコントロールがうまくできなくなる場面があった。

自分と向き合う時間がたくさんあり、色々考えた。将来のことや仕事などいろいろなことを考えながら、自分の気持ちをコントロールするのは難しかった。
これからもっと辛いことがあるかもしれないと覚悟しながら、〝なってみないとわからないからその時のベストの考えを導き出そう〟と決めた。


今から起こるか分からないことにビビってても仕方ない。
そういうマインドでこの病気に立ち向かおうと思い、そうしないと気持ちが下がっていって病んでしまうと思った。

入院する前の〝病気を治すぞ〟という気持ちから、〝治すのは諦めないがうまく付き合っていく〟に変化していた。


こうして17日間の入院生活が終わり、自宅療養に切り替わる事になっていく。入院としては短い部類に入るのではないかと思うが、人生の中でも忘れられない貴重な時間だったと思いたい。


今回はここまでにしたいと思います。
読んでいただきありがとうございました。また読んでいただけるととても嬉しいです。

kayaba



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