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〈昭和〜平成六・没後一〇〇年前後〉 •佐藤善也 既に多くの研究論文において透谷論を発表し…
もう数年で透谷の死後130年の今、戦前戦後にわたって蓄積された研究は、単に量的に膨大である…
〈理想詩人〉は様々な葛藤に苛まれるが、それは問題意識を〈霊魂〉の次元において葛藤するから…
北村透谷が自殺してしまったのが25歳4ヶ月。早すぎる。その透谷を信奉して僕などはさらに20…
大学の時俺ぐらいの年齢と一巡り程度しか離れてないまだ非常勤の講師だった先生が「北村透谷、憧れたなぁ…」なんて言っていて、どんなひとだろうと興味が湧かないわけがない。こちらは男子校を出たばかりの18歳、その文学少女っぷりを想像して胸ときめきましたよ(笑)そうして大学4留まで(泣)
何で死んじゃうのかな。そこは可哀想でも批判しなければいけない。話題にするのもタブーだと思う。作家の特に大作家が自殺してしまうまずい流れの犠牲者の系譜、そのいの一番、夭逝の詩人、早熟の天才とされてしまった。繰り返すが僕は自殺したくはない。自殺から逆算して凄かったなあなどと言わない。