見出し画像

芦原妃名子先生の記事から自分の資料を振り返る

https://news.yahoo.co.jp/articles/a637892b6e19a06eeb7e827bde83153f8e1f120c

しょぼい話だが、最近会社で作った私の資料が許可なく勝手に修正されて出回っていたり使われてたりするのが本当にモヤモヤするのでポストしてみる。


仕事で作ったものは何をしてもいい?

仕事で作ったもの=会社のものになるからしょうがないんだろうけど、自分なりにどうしたらちゃんとした結果が得られるか考えてデータを取れるように開発に依頼かけて、データを取って、まとめて、見やすいのはどれかなとか複数作って考えたり、色的にもどう効果的(恣意的ともいう)に見えるかとか考えて…ってので、結構時間かけて作ってる。
そのおかげというのか、ミーティングでもスムーズに話が進むし、「あのときこういう話してなかったっけ」というエビデンスにもなる。あとはとにかく他のチームで「わかりやすい」と好評。
その功罪とでもいうんだろうか。

だからって「見ないで」とはいえない

とはいえ、許可とられても「いやです」とは言えないことが多い。なぜなら部長やら役員やらが「●●さん(私のこと)が前にこれやってまとめてたから、それ見せてもらえば?」と言っている手前、「いやです」とは言いにくい。
また、私が作った資料の中身も何かの本を参考にしてそれを担当サービスに合うように改変してることになるから、私も似たようなことをやってるのかなと思ってみたり。
(ちなみに参考にした本はすべて引用元を書いているので、正直そっちをみて自分でよろしくやってくれればいいような気がする)

というわけで、芦原妃名子先生の作品がもう読めないのは寂しく、そして自分のくだらない問題をそこに絡めて悶々の日々。
そして、著作者隣接権ってそういや音楽配信のときに調べたなーと思い出した。

芦原先生の作品について

後付けになって恐縮だが、芦原先生の作品に触れたのは「Bread & Butter」という作品。
元教師が近所のパン屋さんで美味しいパンに出会ってから働き始め、パンを買いにくるお客さんの話を描きつうパン焼き職人と元教師の関係が変わっていく…みたいな話。
とにかく絵のパンがおいしそうだった。白黒、ちょっとスクリーントーン(今もそういうのだろうか)で影つけたらするぐらいの絵でも十分においしそうで、湯気も伝わってくるぐらい。

そのあとに発表されたのが例の「セクシー田中さん」だったんだけど、「Bread & Butter」に比べるとパンチあるなーと思ってた。が、やっぱりそこは芦原先生の作品で、人の感情やら気持ちやらをすごく上手く丁寧に表現していて、あーおもしろいなーと楽しく読んでいたのだった。
でもあれはあれで、正直キャスティングがなんか違うっていう感じは否めなかった。それでもだんだん馴染んできている感じがあり、それは各演者さんの努力の賜物なんだろうなと思ってた。

あとで知ったけど、あれは芦原先生の必死の抵抗もあったからなんだね。やっぱり自分が作り上げたものは可愛いもの。
というわけで、私のしょうもない資料の話と芦原先生の素敵な作品を混ぜてポストするのは申し訳ないけど、でもそれだけ気になってることなのでした。

この記事が参加している募集

#仕事について話そう

109,816件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?