roots of music① ZI:KILL
今日は私が好きだった音楽のことを書いてみようと思います。
いちばん好きだったのは「ZI:KILL(ジキル)」というバンド。
好きで好きで、しかたがありませんでした。
ZI:KILLとは?
ZI:KILLはこんなバンドです。
#「ヴィジュアル系ロックバンド」という表記はいささかひっかかる…
#まぁメイクはしてたもんな・・・
好きになったのは活動休止中のとき
私が好きになったのは、ちょうど1991~2年のころで彼らが当時所属していたレコード会社との契約トラブルで活動休止をよぎなくされていたときでした。
何を見たのか忘れましたが、とても退廃的で破滅的、でも繊細なボーカルが心地よくて、一気に好きになりました。
が、当時は活動休止中…。インターネットも普及していないのでYouTubeとかもなく、CDショップで活動休止前のCDを見つけたら買って聞いて楽しみつつ、「早くライブに行きたい」と紋々としてました。
半年後ぐらいに移籍し、別のレコード会社からアルバム「IN THE HOLE」をリリース。
電子音がちょいちょい入ってきて、これまでのZI:KILLの音とはちょっと違うけど、音に厚みが出たりして、違う面が引き出された!という印象でした。
「IN THE HOLE」は下記にて聞けます。
(これは本人たちに原盤印税は入らないのか?)
最初に聞いたアルバム:IN THE HOLE
いま聞いてもかっこいいわ…
このアルバムのツアーが、彼らの最初のライブでした。
ライブに行ったら知らないけどすごいいい曲がたくさん!!
何かのタイミングで見つけたのがインディーズ盤「CLOSE DANCE」でした。
2番目に聞いたアルバム:CLOSE DANCE
このアルバムは名曲がそろってて、ラストライブまでずっとやってました。
なかでも「NIGHT CALL」って曲がすごく好きで、音に明暗があるんですよね。すごくグレーな部分、真っ白な部分という感じで。
でも「I4U」という曲は切なくて、聞いてると涙が出てきます。
そうこうしている間に、ラストアルバム(リリース時はそんなこと考えもしなかった)「ROCKET」がリリースされます。
ラストアルバム:ROCKET
これがいちばん音楽としての完成度が高いアルバムかも…。
CLOSE DANCEは繊細で危険な感じがするのですが、これは彼らが堂々と「すげーだろ!」と演奏している感じがして好きです。
また、音楽性の幅がとても感じられて、飽きさせません。
このアルバムのツアーももちろん参加し、とても楽しかったのを覚えています。
そして、私が「ファンクラブに入ろう!」と思って、申込用紙を取り寄せたところ、とどいたのはこのお知らせでした。
解散します
「解散します」。
ええええええ。。。。。。。。という感じで言葉も出なくて。
いまだにこのときのお知らせをもっているのですが、ショックでした。
ラストライブ
解散のお知らせを見たときは、ひたすらラストライブのVHS(当時はVHSだったんです・・・)を見てました。
今でもたまに見てます。やっぱりいい。
これを見てると、最後のパズルのピースがはまった感じを受けて、「解散」という結果にいたったのもわからなくはないなと冷静に思っていました。
最後の照明がとてもきれいで、じつはあのときに解散はもう決まってたんじゃないかとまで思えます。
After ZI:KILL
実はインディーズ時代のドラムは、現在ラルクアンシエルにいるyukihiroさん。今でも活躍されています。
また、私が某社に就職したとき、お仕事でメンバーにお会いしました。周りは私がZI:KILLのときに大ファンだったというのを知っていたので紹介してくださったのですが、みなさんとてもいい方たちでした。
今でもいい思い出です。
そして、たまに聞き直して「あーやっぱりいい曲だな」と振り返っています。
上記のアルバム以外にもファーストアルバム「真世界」も退廃的で好きです。
もしよかったら、探して聞いてみてください。
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